毎日使用している食器用洗剤。家事のストレスを減らすために、洗浄力や泡立ち・泡切れの良さばかりを重視しがちになっていませんか？
家族や自分のために、お肌への優しさも考えてあげたいものですね。
今回は
・ファミリーフレッシュが売ってない？製造終了の理由はなぜ？
・ファミリーフレッシュの類似品はある？通販で買える？
についてまとめました。
家事へのストレスを減らしつつ、お肌の負担も減らすことができます。
公式サイトやＳＮＳの口コミサイト、ネット通販の情報を元にまとめましたので、参考にしてみてください。
ファミリーフレッシュとは？特徴は？
ファミリーフレッシュとは、１９６５年に花王から発売された台所用洗剤です。
商品の特徴は
・洗う時はたっぷり泡立ち、すすぎの時は素早く泡切れて簡単にすすげます。
・洗っているときもベタつかず洗い上がりスッキリ、手肌にヌルツキ感が残りません。
・植物由来の洗浄成分配合。
・手に優しく、油汚れをしっかり落とします。
・ライムの優しい香りです。
公式サイトの用途では、野菜・果物・食器・調理用器具・スポンジ（除菌）となっています。
使い方と使用量の目安は、
スポンジ除菌は、スポンジをよく絞り、約８ｍｌの原液につけ、まんべんなく浸透させて次に使用するまで置いておきます。
洗剤が野菜・果物に使えるのは衝撃ですが、パッケージの表記順は食器よりも前に書いてあります。
日本で初めて登場した台所用洗剤は、野菜・果物・食器を洗うものでした。
過去に花王に取材したところ、「昔の野菜は泥が付着していたことがあったため、それらをきれいに洗い落としたいという需要から、台所用洗剤は野菜や果物を洗える中性を採用している」と返答があったそうです。
現在でも需要があるため、花王の商品は中性洗剤のままのようです。
とはいえ、５分以上つけたままにしないことや、流水の場合は３０秒以上流すことなどの注意も表記されています。
ファミリーフレッシュが売ってない？製造終了の理由はなぜ？
そんな歴史的背景を残しているファミリーフレッシュが売ってない？と聞いて調べてみました。
家庭用６００ｍｌが、２０１３年３月末で製造終了しているそうです。
ファミリーフレッシュは、
家庭用コンパクト２７０ｍｌ、
業務用４.５Ｌ
で展開していました。
現在は、家庭用コンパクト（２７０ｍｌ）と業務用（４.５Ｌ）の２種類だけです。
この２種類は、公式サイトから取扱店舗や通販サイトが検索できます。
公式サイトに６００ｍｌの製造終了の理由はありませんでしたが、２００４年にキュキュットが発売され、主軸をそちらに移したようです。
花王ブランドの中の世代交代ですね。
当時はファミリーシリーズとキュキュットシリーズで展開。
後にキュキュットシリーズのラインナップを増やしてゆき、メインが逆転したようです。
現在のキュキュットは、食器用洗剤１９種類と食洗機専用洗剤４種類の計２３種類となっています。
台所用洗剤は野菜・果物も洗える洗浄力を追求した時代から、洗浄力と手肌に優しいマイルド性を実現した時代に変わり、少量で高い洗浄力を発揮する現在のコンパクトサイズに変わってきたようです。近年では、除菌効果にも対応する商品がでてきています。
コンパクトサイズの台所用洗剤で野菜・果物も洗える表記になっているのは、ファミリーフレッシュだけです。
キュキュットには新・旧のパッケージがあり、新パッケージから表記が消えています。
その他のメーカーのほとんどは表記がなく、対応していないようです。
台所用洗剤から時代の移り変わりが見えたのは面白い発見ですね。
ファミリーフレッシュの類似品はある？通販で買える？
ファミリーフレッシュの類似品があるのか、気になりますね。
アマゾンや楽天の売れ筋商品から紹介します。
キュキュットハンドマイルド カモミールの香り（花王）
手肌に優しいスキンケア発想の食器用洗剤です。
独自の潤い洗浄成分を配合し、手肌の潤いを残しながら油汚れも落とします。
一度洗いで汚れをキュキュット落とします。
カモミールエッセンス配合で、癒しの香りです。
ウタマロキッチン（東邦）
低刺激性で、ヌルつきも抑えた食器洗い洗剤です。
手肌と環境に優しい、アミノ酸系洗浄成分主配合。
しつこい油汚れをスッキリ落としても、手肌の潤いはしっかり守ります。
スポンジ抗菌ができる優れもの。
爽やかなグリーンハーブの香りです。
エコベール食器用洗剤（ジョンソン）
植物由来の食器用洗剤です。
手肌に優しいミネラルが主成分。
植物由来の界面活性剤で高い洗浄力があり、油汚れもしっかり落とします。
香りは４種類。飽きの来ない優しく自然な香りです。
無添加食器洗いせっけん（ミヨシ石鹸）
天然素材で作られた、手肌に優しい無添加の食器洗い用液体石けん。
キッチンまわりの水仕事で、手荒れに悩む人におすすめです。
きめ細やかな泡立ちと泡切れの良さで、すっきり洗い上がります。
香料・着色料・防腐剤などを一切使用していないので、敏感肌の人にも使えます。
無香料だから、食器などへの香り移りの心配もありません。
まとめ
今回は、ファミリーフレッシュの特徴、売っていないのか、類似品についてまとめました。
・販売は継続していますが、昔ながらの６００ｍｌタイプの製造が終了しています。
・油汚れに強く、肌に優しい類似品は複数あります。
ファミリーフレッシュが、野菜や果物の汚れを落とす用途もあることに驚いた人が多くいるのではないでしょうか。
時代とともに求められる用途が変わり、店舗の棚にはほとんどがコンパクトサイズが並んでいます。
類似品は複数のメーカーから販売されていますが、主成分の違いから自分に合ったものを選ぶことができます。
肌への優しさ、洗浄力、泡立ちのよさのバランスを考えて、自分や家族に合う台所用洗剤をみつけてください。
以上最後まで閲覧ありがとうございました。