はん蔵は生産終了?類似品でおすすめはあるのか調査!

はん蔵は朱肉を収納したハンコホルダーです。
朱肉を都度つけずに、すぐに押印できることから事務用品で重宝されていました。

価格も500〜600円とお手頃な値段です。
手軽に押印でき、値段も安いので事務所で使われることもあります。

ペンや鉛筆などを生み出してきた三菱鉛筆が開発した商品だけあって、ハンコの特性を熟知し、世に販売されたものといえます。
さて、現在はそのはん蔵は生産終了となっています。
なぜはん蔵は生産終了となったのでしょうか。
また、まだ手に入るのか、類似品があるのか紹介していきます。

はん蔵は生産終了してる?売ってる場所は?

はん蔵は2018年に製造終了してしまいました。
生産終了の理由は三菱鉛筆の公式サイトに記載がありません。
しかし、近年、印鑑離れが話題となっています。
その影響が考えられます。

法的な手続きに関してもハンコ不要を国が主導で行っています。
特に2020年頃からコロナウィルス流行中にも関わらず、ハンコ押印のために出社することに疑問の声が出ました。
とはいえ、まだ印鑑をつかう人もいます。
いちいち机に朱肉をだして押して、という面倒な作業は省きたいです。
はん蔵を愛用していた人からは嘆きの声があります。

押印文化がなくなりつつあるなか、まだハンコ離れは完全ではありません。
はん蔵は根強い需要があります。

製造終了となりましたが、下記のECサイトで購入は可能です。
ちなみに三菱鉛筆のオンラインショップでははん蔵の補充用の朱液のみ販売で、本体は販売していません。

・Amazon
・楽天市場
・Yahooショッピング
・ヤマダ電機
・ヨドバシカメラ

また、在庫があれば、文具屋さんで購入も可能で、フリマサイトでも出品があれば購入ができます。

ただし、製造終了のため、出品や在庫があった場合は購入が可能です。(2022年7月調べ)

はん蔵の特徴は?

はん蔵は特徴として下記があげられます。
いづれも押印がすぐでき、使い勝手がいいことに繋がります。
順に説明していきます。
また、使用した人からの口コミもみていきましょう。

・朱肉につける手間が省け、すぐ押印できる
・朱肉が長持ちする

朱肉につける手間が省け、すぐ押印できる

いちいち朱肉をつけず、すぐ押印できる便利な商品です。
シャチハタの印鑑に似ているのでは、と思う人もいるでしょう。
しかし、シャチハタとは違い、手元の印鑑を入れるだけでシャチハタと同じ感覚で使えます。
事務手続きの場合、指定の印鑑で押印が必要というケースもあります。
また、手続きでシャチハタ不可の場合もあります。
はん蔵は上記の状況下で便利なハンコホルダーといえます。

朱肉が長持ちする

押印する際、いちいち朱肉を出したりすると朱肉はその度乾いてしまいます。
はん蔵は朱肉もケースの中にあり、押印後すぐに朱肉がしまえる商品です。
乾く心配もありません。
朱肉の蓋をうっかり開けっ放しにし、乾いてしまうこともありませんね。
また、朱肉は場所を取る上、押印時に空気に触れ乾いてしまいます。
一方、はん蔵の場合は持ちがよく、インク補充で対応できる上、インクカートリッジで交換できます。

はん蔵の類似品は売ってる?

便利であったはん蔵は今では製造終了です。
さて、はん蔵の類似品は売っているのでしょうか。
はん蔵の特徴は下記の通りです。

・朱肉不要で押印できる
・手元の印鑑を収納する携帯ハンコホルダー
・印鑑ケースの役割を果たす。

下記がその類似品です。

・【シヤチハタ】SHU-TICK(シュティック)朱肉キャップ付き印鑑ケース
・印鑑ホルダー ぱかっとポン!

順にご紹介していきます。

【シヤチハタ】SHU-TICK(シュティック)朱肉キャップ付き印鑑ケース

印鑑ケースでかつ、朱肉がケース内についてます。
押印時に朱肉につける作業が不要です。
収納は丸印ならば直径10.0~12.0mm、小判印なら直径10.5~12.0mm、長さは60.0~62.0mが可能です。

口コミでは「滲まずすぐに押印できて便利」「拭かずに仕舞えて助かる」「デザインが高級感ある」といった評判がありました。

また、悪い口コミもありますが「規定の範囲内のサイズなのにハンコがケースに入らない」「蓋が取れやすい」といったものもありました。
口コミの中には「強めの力で中に入れれば収まった」という声がありました。
また、蓋に関しても「音が出るまで強めに押して蓋を閉じることができた」とあります。ただ、蓋に関しては全体でも件数は少なかったので、個人差があるようです。
はん蔵の類似品として使用できる商品です。

印鑑ホルダー ぱかっとポン!

100均の卸会社が販売している朱肉付き印鑑ホルダーです。
100均で購入できるので、お手頃価格で購入できます。
収納できるのは印鑑の直径約直径10~12mm、長さ60mm以内のものです。

評判としては「便利」「100均で購入できるから助かる」という良い声があります。
一方悪い口コミとしては「はん蔵と比べると劣っている」「物持ちがどれくらいか心配」「ケースに入らない」というものでした。
100円台で購入できる点で、かえって安いことから不安になっている人もいるのでしょう。
また、はん蔵は連続で押印できることも売りにしていたので、その点は劣ってしまう点はあります。

ケースに入らない、という口コミはごく1部だったため、使い方やサイズを気をつければ問題がないと考えられます。

朱肉入りのハンコケースとしてはん蔵の類似品となる商品といえます。

まとめ

はん蔵の生産終了の理由、特徴と口コミをみてきました。
いかがだったでしょうか。
押印作業の多い現場の人にとって便利な商品だったため、製造終了を残念がる声もありました。
デジタル化が進み、ハンコ文化がいつまで続くかわかりません。
しかしまだ、押印作業は国内で残っています。
類似商品として、朱肉付きのハンコケースをご紹介しました。
はん蔵や手間の省けるハンコケースに興味を持った人、また、はん蔵を以前買っていたけど、代替品を探していた人の参考になれば嬉しいです。