アレルギー症状は大変な病気です。
何のアレルギーかは人それぞれですが、くしゃみやせきが止まらないなど、症状は様々。
鼻に関するアレルギー症状が出る時、「クロモグリク酸ナトリウム鼻薬」を使う人が多くいます。
ただ、この「クロモグリク酸ナトリウム鼻薬」ですが、販売中止といった声がSNSなどで上がっているよう。
なぜ、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は販売中止になってしまったのか?
ということでこの記事では、
・クロモグリク酸ナトリウム鼻薬はどうして販売中止になった?
・クロモグリク酸ナトリウム鼻薬の代わりの薬はある?
についてまとめてきました。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、アレルギー症状に関するくしゃみや鼻水を抑える薬です。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、需要が低下したことや生産ラインの維持が難しくなったことで販売中止になっています。
アレルギーの鼻の症状を抑える薬は、「佐藤製薬 ナザールαAR0.」「タイヨー鼻炎スプレーAG」など。
医薬品の情報サイトやSNS、口コミサイトや質問サイトなどの情報をもとにまとめてきましたので、アレルギー症状がある方や花粉症に悩んでいる方はぜひ続きをご覧ください。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬の特徴は?
花粉症対策したい方は、鼻水用にアレグラFX(1日2回で使えるのが良い)かアレジオン20(20mgの方を必ず選択)、点眼剤はクロモグリク酸ナトリウム入りの点眼がおススメです。あと点眼も鼻も飲み薬も製品が存在する「ザジテン」という商品も複雑でなくおススメです。
— alcemy (@alcemy0720st) February 24, 2021
では、そもそもクロモグリク酸ナトリウム鼻薬とは何の薬なのでしょうか?
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、アレルギーに関する鼻の症状に対する薬です。
作用
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、抗アレルギー薬が配合されており、ヒスタミンなどの化学物質の発生を抑えてくれる薬です。
それによって、アレルギー性鼻炎における鼻水やくしゃみを抑制。
用法は、一日6回、鼻腔内に噴霧吸入していき、症状が改善した場合は使用回数を減らしていきます。
副作用
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬の副作用はあまり多くありませんが、以下のような副作用が生じる場合があります。
・蕁麻疹
・息苦しさ
・顔やのどの腫れ
・鼻の刺激感
・鼻出血
重い症状の副作用が出た場合は、すぐに医師へと相談してください。
以上が、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬の作用や副作用です。
アレルギー症状に関するくしゃみや鼻水を止めれてくれます。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬が売ってないけど販売中止?理由は?
楽しく飲むために、今季初のクロモグリク酸ナトリウムに手を出す。効いてる間はほんといいけど、切れると地獄。。。昔、副作用に気づかなかった時代は、2時間に1回使ってたからな。。。ほんとこれ、麻薬。
— Yu-ta (@Yu_tan_1983) March 6, 2019
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬はアレルギーの時の鼻水やくしゃみを抑える薬。
そんなクロモグリク酸ナトリウム鼻薬ですが、販売中止という声が上がっています。
なぜ、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は販売中止になったのか?
その理由は、需要の低下や生産ラインの維持ができなくなったことが原因です。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、
・東和薬品株式会社
・ファイザー株式会社
など、多くのメーカーから発売されている薬です。
ただ上記のようなメーカーから発売されているクロモグリク酸ナトリウム鼻薬は、各社で販売中止になっています。
その理由については明らかにしていないメーカーもありますが、いくつかのメーカーでは発表において明記しているところもありました。
東和薬品株式会社が販売する「クロモグリク酸 Na 点鼻液 2%「トーワ」」については、販売中止の理由について、「需要状況など」が原因としており、つまるところ利用する人が少なくなったということでしょう。
また、日医工株式会社が販売する「クロモグリク酸Na吸入液1%「NIG」」につていは、「品質管理体制と製造ラインの適正化の観点から、継続して製造販売することが困難」を理由にしています。
つまり薬を製造する生産ラインにおいて、きちんとした品質の薬を継続して作るのが難しくなったことが原因のようです。
このように、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬はいくつかの理由によって販売中止になっていました。
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬の代替品や類似品を紹介
クロモグリク酸ナトリウム鼻薬は多数のメーカーの薬が販売中止になっています。
ただ、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬と同じように、アレルギーの鼻水やくしゃみに効く薬は他にも多数。
通販サイトなどで購入できる市販薬について、いくつか紹介していきましょう。
ナザールαAR0.1%
医薬品と同量の有効成分が配合された点鼻薬。
ステロイド系のベクロメタゾンプロピオン酸エステルが含まれています。
鼻水、鼻づまりの改善に効果的です。
タイヨー鼻炎スプレーAG
https://store.shopping.yahoo.co.jp/papamama/4975175011693s4-s4-075.html
【価格:2,872円(税込)】
刺激の少ない点鼻薬。
第2類医薬品で、クロモグリク酸ナトリウムやクロルフェニラミンといった有効成分が配合されています。
7歳以上から使用可能です。
ロート アルガード ST鼻炎スプレー
クロモグリク酸ナトリウムによってアレルギー症状を抑えてくれる点鼻薬。
ナファゾリン塩酸塩によって、血管を収縮し、鼻づまりを抑えてくれます。
と、以上が鼻ずまりやくしゃみを抑えてくれる薬です。
この他にも、同じような効果の市販薬は多数。
自分の症状にあった薬をぜひ探してみてください。
まとめ
アレルギーの鼻水やくしゃみを抑えるクロモグリク酸ナトリウム鼻薬が、「販売中止?」といった声についてまとめてきました。
○今回のまとめ!○
・クロモグリク酸ナトリウム鼻薬が販売中止になった理由は、需要の定価や生産ラインの維持が難しくなったこと
・クロモグリク酸ナトリウム鼻薬と似ている薬は、「佐藤製薬 ナザールαAR0.」「タイヨー鼻炎スプレーAG」などがある
アレルギーの症状はとってもつらいですが、クロモグリク酸ナトリウム鼻薬があれば少しは楽になるかもしれません。
ただいくつかのメーカーの薬はいろいろな事情で販売中止になっており、手に入らなくなってしまったようで残念です。
市販薬には似たような効果の薬がいくつかあり、それで代用するのも1つの方法かもしれませんね
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。