マゾテンが製造中止の理由は?代用品や類似品はある?

外部寄生虫駆除剤であるマゾテンですが、販売中止となってしまい、理由が気になっている方はいらっしゃいませんか。
また、マゾテンが購入できなくなり魚の健康を維持するのに苦労しているのではないでしょうか。
そんな皆さんのために、今回はマゾテンについて以下3点をまとめています。

・マゾテンが製造中止の理由
・マゾテンの口コミや評判
・マゾテンの類似品のご紹介

これを読めば、マゾテンがなくても大切なお魚の命をこれからも守ることができるようになります!
メーカーが出している公式の情報も元にまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

マゾテンが製造中止の理由はなぜ?


観賞魚のイカリムシ症やうおじらみ症に効くマゾテンですが、販売中止となった理由は有効成分である「トリクロルホン」の入手が難しくなったためです

トリクロルホンは、マゾテン100mlの中の20g程度含まれる主要成分と言えますが、こちらが手に入らなくなったため止むを得ず製造中止に追い込まれてしまったとのことです。

マゾテン以外にも、こちらのトリクロルホンを使用している薬品は同様に販売中止となり、手に入らなくなってしまった商品もあるようです。

マゾテンの口コミ評判を調査

続いて、マゾテンの口コミや評価をご紹介します。

良い口コミ


まず、良い口コミとしては、効果が高いことや、一回の使用量が少ないことが挙げられています。

・マゾテンは他の類似品よりも素早く効く。
・マゾテンが一番効く。
・水量に対する使用量が少なくて済む!一生なくならない!

マゾテンの効き目は高く、業者の方や水産試験場の方のお墨付きのようですね!
また、一回の使用量が少なく済み、コスパが良いのも嬉しいです。

悪い口コミ

一方で、否定的な意見としては以下のようなものが見られました。

・他の商品と比較すると少し高価。
・効き目が良過ぎて、魚への負担が心配。

効き目が高い分、値段も少し張ってしまうようですね。
効果の高さが故に魚への負担を気にする声も見られましたが、メーカーが出している薬剤使用量の目安を守れば問題なく使用できそうです。

マゾテンの代用品(類似品)を紹介

口コミからも、多くの方に愛用されていたことが明らかになったマゾテンですが、製造中止となってしまったとのことですので、マゾテンの代替品となる商品をご紹介します。
まず、上記でも触れてきた通りですが、改めてマゾテンの特徴を整理します。

・観賞魚(コイ・金魚)の外部寄生虫駆除剤。
・イカリムシ症やうおじらみ症に効果的。
・有効成分としてトリクロルホンが使用されている。

有効成分として使用されているトリクロルホンは現在は手に入りにくいとのことですので、
今回は、成分には関わらず、淡水魚向けの外部寄生虫駆除剤として効き目の良いものをご紹介します。

水産用プラジクアンテル

まずご紹介するのは、水産用プラジクアンテルです。
こちらは、スズキ目魚類用の薬品で、マゾテンと同様にイカリムシやうおじらみの外部寄生虫の駆除ができるだけでなく、ハダムシの駆除に使用することができます。
スズキ目魚類以外の魚や動物には使用できない点に注意が必要ですが、観賞用の熱帯魚のほか食用魚など、身近な魚類の多くがスズキ目魚類に分類されるとのことですので、マゾテンの代用として多くの種類の魚類に利用できる商品と言えます。

キョーリン 魚病薬 観賞魚用 ムシクリア液

次にご紹介するのは、キョーリン 魚病薬 観賞魚用 ムシクリア液です。
こちらは、メダカ、金魚・川魚・錦鯉に使用することができる寄生虫駆除のための薬品で、マゾテン同様イカリムシ症やうおじらみ症を予防します
さらにこの商品は、寄生虫そのものだけではなく寄生虫の幼生まで退治することで、寄生虫の発生を予防することまで可能です。
有効成分としても、トリクロルホンが含まれており、成分の注目してもマゾテンにより近い商品なのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、マゾテンについて記載してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでの情報をまとめると、以下の通りです。

・マゾテンが販売中止となった理由は、有効成分であるトリクロルホンの入手が難しくなったため。
・マゾテンは観賞魚の寄生虫駆除のために効果的な商品。
・マゾテンの代替として、水産用プラジクアンテル、ムシクリア液等の薬品が使用可能。

マゾテンは販売中止となってしまいましたが、代替品を活用して魚たちの健康を維持することは可能です
ただ、いずれも薬品ですので誤った使い方をしてしまっては逆効果になりかねません。
使用方法をよく理解してから適切に利用するよう注意しましょう!

以上、最後までご覧頂きありがとうございました。