もちもちの木カップラーメンが販売終了の理由はなぜ?類似品を紹介

有名店のラーメンは麺好きな人は誰もが食べたくなります。
ただ、滅多に行かない地域でのお店は忙しい人にはなかなか行きにくいのです。
かつてセブンイレブンブランドとして販売されていた、もちもちの木のカップラーメンは現地のお店の味を再現したラーメンでした。

しかし、販売されていないという声がSNS上で見かけます。
何が理由で販売終了したのか、また似た商品があるか気になります。

今回はもちもちの木カップラーメンの販売終了の理由と類似品について調べました。

もちもちの木カップラーメンが販売終了の理由はなぜ?

販売終了の理由は明確にわかりませんでした。
もちもちの木カップラーメンはセブンプレミアムのシリーズとして販売されていました。

セブンプレミアムのシリーズの変遷をみれば販売終了の理由が推測できそうです。
下記の順に販売終了の理由と再販の可能性があるかご紹介します。

・販売終了の理由は
・また再販となるのか

販売終了の理由は

もちもちの木カップラーメンはセブンプレミアムシリーズの製品です。
セブンプレミアム内のシリーズ製品は一定期間販売されるもので、必ず半永久的に販売されるものではありません。
結果、セブンプレミアムシリーズの1つであったもちもちの木カップラーメンは販売終了となったと考えられます。

2008年頃以降は「地域の名店」シリーズのカップラーメンとして販売されていました。
「地域の名店」シリーズではどんぶり型のカップで販売されています。

その後、2018年4月に縦型のカップで「銘店紀行」シリーズの製品とし、東日本地域で売り出しました。
2020年8月にもちもちの木カップラーメンはリニューアルし販売されています。

もちもちの木カップラーメンはセブンプレミアムブランドのなかでも、違うシリーズで廃盤と再販を繰り返しています。
2018年の時点でエリア限定で販売されていることを考えると、企業側が販売は当初より短めにしていたと考えられます。

2023年3月現在、もちもちの木は販売終了となり、「銘店紀行」シリーズでは別のカップラーメンが販売されています。
リニューアルはされましたが、それぞれのシリーズ自体が短期間で一定の時期ごとに入れ替える製品であった可能性があります。

また再販となるのか

これまでの経緯を考えると、セブンプレミアムの製品の1つとして再販される可能性はあります。
シリーズが違うものでもちもちの木カップラーメンは販売と廃盤を繰り返しました。

2023年2月現在、「地域の名店」シリーズはセブンプレミアムではありません。
「銘店紀行」のシリーズもなくなる可能性はありますが、一方で新シリーズにてもちもちの木カップラーメンを扱う可能性もあります。

もちもちの木カップラーメンの口コミ評判を調査

もちもちの木カップラーメンの評判はいかがだったのでしょうか。
2020年以降に販売されたもちもちの木カップラーメンの概要は下記の通りです。

【概要】
・商品名 : セブンプレミアム 銘店紀行 もちもちの木
・製造メーカー : 明星食品
・主な原材料 :
めん(小麦粉・植物油脂・食塩・粉末油脂・植物性たん白・ソース・乳たん白)、スープ(しょうゆ・デキストリン・豚脂・香味油・食塩・かつおエキス・かつお節粉末・たん白加水分解物・豚および鶏エキス・糖類・香味調味料・チキンオイル・にぼし粉末・昆布エキス・香辛料)など
・内容量 : 92g/カップ
・2018年4月時の取り扱いエリア : 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/静岡)のセブンイレブン・イトーヨーカドー・ヨークベニマル・ヨークマートなど
・特徴 :
・埼玉の白岡にある「もちもちの木」の店の味を再現
・もっちりした食感の中細麺のノンフライ麺を使用
・スープはかつお節を使用した魚介醤油
・歯ごたえのある穂先メンマを使用

今回は主に2020年リニューアル以降のもちもちの木カップラーメンの良い口コミ、悪い口コミの両方をみていきましょう。

良い口コミ

・麺にスープがからまり、もちもちした食感
・スープが魚介系ながらうまく動物系の味わいも醸し出されている
・トッピングのメンマの食感がよい
・実際のお店で食べた味そのものが再現されている

食感や味に評判があり、カップラーメンながら再現度が高いことに評価がありました。
もちもちの木のお店は「熱々のスープ」「スープにからむ、もっちり麺」「かつおメインで、豚骨由来の動物系と合わせたスープ」「シャッキリしながら柔らかいメンマ」を売りにしたラーメンをつくっています。
味といい再現性といい技術のこもったカップラーメンといえます。

悪い口コミ

・スープの醤油の味が濃い
・太麺好きには麺が物足りない

スープの味や麺の太さには好みがあるため、意見はさまざまといえます。
なかでも醤油の濃さについては育った環境によってさまざまです。
好みによって、合わなかったという場合もあります。

もちもちの木カップラーメンに似てるの類似品を紹介

さて、特徴は下記の通りですが、もちもちの木カップラーメンに似た即席麺はあるのでしょうか。

【特徴】
・ノンフライ麺でもちもち食感を実現
・かつおメインの醤油ラーメン

確認したところ、下記が特徴を捉えたラーメンといえます。
順にご紹介します。

ヤマダイ ニュータッチ 凄麺 静岡焼津かつおラーメン

【概要】
・主な原材料 :
めん(小麦粉(国内製造)・食塩・大豆植物繊維)、スープ(動物油脂・ポークエキス・しょうゆ・糖類・魚介粉末・たん白加水分解物・魚介エキス・チキンエキス・酵母エキス・ニンニクペースト・香辛料)など
・内容量 : 109g/カップ※麺60g
・特徴 :
・静岡県産のかつおをスープとトッピングに使用
・麺はノンフライで中細麺
・香り豊かでかつおと豚由来の旨み醤油ラーメン

「スープにかつおの旨みが効いている」「全て飲んでしまうほどスープが美味しい」など、スープの味に評価が高いラーメンです。
ノンフライ麺でかつおの旨みのあるスープを味わえる点で類似しているといえます。

テーブルマーク 東北の味 米沢ラーメン

【概要】
・主な原材料 :
めん(小麦粉(国内製造)・でん粉・食塩)・添付調味料(しょうゆ・食塩・動物油脂・砂糖・たん白加水分解物・でん粉・チキンエキスパウダー・チキンエキス・煮干エキス・かつお節・メンマパウダー・香辛料)など
・内容量 : 103g/カップ
・特徴 :
・スープは豚と鶏の旨みにいわし煮干しとかつお節の味が加わっている
・醤油スープはさっぱりとした味わい
・麺はノンフライ

「醤油スープがあっさりしている」「麺の食感がたまらない」という声がありました。
かつお節の旨みはやや遠いようですが、ノンフライ麺でかつおを使っていることから類似品といえます。

まとめ

もちもちの木カップラーメンの販売終了となった理由と類似品についてご紹介しました。
セブンプレミアムのシリーズについても触れましたが、いかがだったでしょうか。
残念ながら購入できなくなったカップラーメンですが、また、再販される可能性もあります。
今後のセブンプレミアムの動向が気になるところです。
もしご興味を持った人は今回ご紹介した類似品をぜひ試してみてください。