日清ごんぶとが製造中止の理由はなぜ?代わりの類似品を調査

日清ごんぶとは食べ応えのあるレトルトうどんです
太めの麺とコシのある食感の生麺うどんです。
レトルト食品でランチや夜食をする人には欠かせない存在だったでしょう。
麺の大手メーカーが手がけるだけあって、美味しいと評判です。

2016年にはリニューアルされ、きつねうどん、天ぷらうどん、特濃カレーうどん、肉うどんの4種類が発売されていました。
さて、現在この日清ごんぶとが製造中止となっています。

いったいなぜでしょうか。
今回は製造中止の理由と、代わりとなる商品を調べてみました。
ご紹介していきます。

日清ごんぶとが製造中止の理由はなぜ?

日清ごんぶとは2017年に製造中止となりました
理由は明確に公表されていません。
製造中止の理由として可能性があるのは下記の点です。

・冷凍うどんの流布と企業の方針転換
・讃岐うどんブーム

順に説明していきます。

冷凍うどんの流布と企業の方針転換

乾麺やレトルトより食感が深い冷凍うどんが普及しています
ごんぶとはこの冷凍うどんの質と比較し、メーカー自身がごんぶと廃盤を決めたと思われます。
現在はかつて乾麺のカップ式レトルトパスタもありましたが、冷凍でしかみなくなりましたね。
冷凍うどんは1974年から製造、販売されています。

なかでもテーブルマーク(旧 加ト吉)は冷凍讃岐うどんをこの頃から製造していました。
幾度も改良をおこなっています。
新鮮な麺の食感を凍らせ保存できる食品はいつしかカップ麺をしのぐようになったと思われます

ちなみに、日清も2017年からパスタなどの冷凍の麺食品を販売し始め、現在は冷凍の讃岐うどんも販売しています。
日清が徐々に冷凍麺の製造販売に舵を切ったと思われます。

讃岐うどんブーム

2006年には映画のテーマになるほどブームのあった讃岐うどんです。
実は今まで4回も讃岐うどんブームがありました。
その度、「うどんといえば讃岐」というイメージがついたようです。

もしスーパーなどでうどんを買う際、「讃岐」とあれば、「間違いなく食感が良さそう」と思う方も多いかと思います
讃岐うどんの特徴はコシの強い食感です。
日清ではごんぶとの他にもうどん商品が既にあります。

ごんぶとは主に麺の特徴を活かした商品です。
生麺と食感の良さを売りにしていたごんぶとでは讃岐うどんのブランドイメージにかなわないと考え、企業が廃盤を決定した可能性があります

日清ごんぶとの口コミ評判

さて、日清ごんぶとはどのような評判だったのでしょうか。
もちろん食べたことのある方もいらっしゃるでしょう。
でも、他の方の意見も気になりますよね。
良い口コミ、悪い口コミの両方をみていこうと思います。

良い口コミ

・コシのある食感が良い
・出汁が美味しい

メーカー側がこだわった麺の食感に対する好評価がありました。
特にカップ麺なのに生麺
また、出汁に対しても評価が高いです。
廃盤になった今、「なぜないのか」「また食べたい」という意見がSNS上でみられました。
「若い頃よく食べた」という投稿もあり、思い出の味、という方もいらっしゃるようです。

悪い口コミ

・スープとうどんの味があっていない
・味が合わず、完食できなかった。

悪い口コミがごく一部ありました。
味の好みによるので、個人差が出てしまいます。

ちなみに、2016年12月に発売した「日清のごんぶと 年明け鶏白湯うどん」は賛否両論のようでした。

スープとうどんの味のミスマッチについては年明けうどん限定のようです。
しかし、味に関する悪い口コミについては少数派です。
日清ごんぶとを好んで食べている方は多かったようです

日清ごんぶとの代わりになる類似品を紹介

さて、コシのある食感のうどん、日清ごんぶとですが、類似商品はあるのでしょうか。
かつ、手軽に食べれるうどんはあるのでしょうか。
調べたところ、下記が類似品といえます。

・あっとん麺工房 カップでそのまんま讃岐うどん
・東洋水産 マルちゃん 赤いきつね

順にご紹介します。

あっとん麺工房 カップでそのまんま讃岐うどん


【概要】
・讃岐メーカーが開発
・電子レンジ(600W)で8-9分で調理
・鍋でも調理可能
・味は肉うどん・きつねうどん・野菜かき揚げ3種(野菜かき揚げのみ2袋入。他1袋のみ)

本場讃岐の味がたのしめるうどんです
またレンジで調理可能なので手間がかかりません。
素材の小麦、水、塩はいづれも香川県産とこだわっています。
ECサイトの出店は、ファンの購入者からのネット通販を求める熱い要望から決めたようです。
人気も味も間違いのない商品といえます。

東洋水産 マルちゃん 赤いきつね


【概要】
・カップ麺(レギュラーサイズ96g)
・東・西・関西・北海道と味が4種類あり、販売地域により味が異なる
・レギュラータイプの他、小さめサイズ・大盛りサイズ・揚げ2枚入り・カレーうどんもある。

麺はコシと喉ごしがあるので評判です
カップ麺なので手軽に食べれます。
また、うどんの味は地域別の濃度に合わせています。
麺の質から類似品といえそうです。

まとめ

日清ごんぶとの製造中止の理由と類似品についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
日清ごんぶとはカップ麺にもかかわらず、コシと食感の良いうどんとして人気でした
しかし、冷凍うどんの質が高くなったため、若干カップ麺のうどんは食感で勝ちにくいところがあるようです
今は残念ながら食べることはできません。
もし日清ごんぶとのファンの方が今回ご紹介した類似品を参考にしていただければ幸いです。