オフロキシンは、目の炎症を引き起こす細菌を殺す作用のある目の軟膏になります。
細菌感染による目の症状などに使用され、主に眼科で処方される薬です。
そんな、オフロキシン眼軟膏が販売中止されているという噂があるとのこと。
そこで今回は、
・オフロキシン眼軟膏が売ってないけど販売中止?理由は?
・オフロキシン眼軟膏の代替品や類似品を紹介
についてまとめていきます。
オフロキシン眼軟膏の販売中止の噂ですが、一部真実であることが分かりました。
オフロキシン眼軟膏の噂の真相や類似品なども詳しくまとめましたので是非参考にしてみてください☆
オフロキシン眼軟膏とは特徴は?
オフロキシン眼軟膏は、東和薬品株式会社が製造をおこなっており、2005年に日東メディック株式会社が販売開始した第一類医薬品。
主に眼科で処方がされるお薬で、細菌を殺すために使われている軟膏になります。
オフロキシン眼軟膏には、他にどのような特徴があるのでしょうか。
少し詳しく見ていきましょう♪
・手術後の菌の抑制に使われる。
・目の炎症の原因となっている細菌を殺す効果がある。
・感染が原因となっている目の症状を治療するための軟膏である。
・人工合成された第2世代のニューキノロン系合成抗菌薬である。
・結膜炎やものもらいに効果がある。
・眼科手術後の感染予防の薬として使用される。
・使い方は目の周りの皮膚ではなく瞼の内側に塗布するイメージで使用する。
・一日3回を目安に使用する。
・妊娠中や妊娠の可能性のある人には投与してはいけない。
優れた特徴がある軟膏であることが分かりました。
菌を殺す作用と増殖を防ぐ効果があるので、目の炎症を伴う症状には広く使われている眼軟膏です。
眼軟膏なので眼科での処方がほとんどですが、優れた特徴があるので多くの眼科で使用されています。
オフロキシン眼軟膏が売ってないけど販売中止?理由は?
2005年に販売を開始されたオフロキシン眼軟膏は、第2世代のニューキノロン系合成抗菌薬として、多くの眼科で使用されてきました。
点眼薬とは異なり眼軟膏なので塗布するのが少し不安なイメージもありますが、多くの患者さんに処方され、今日まで販売され続けている医薬品です。
そんな、オフロキシン眼軟膏が販売中止になっているという噂があります。
そこで詳しく調べてみたところ、意外な事実が明らかに。
オフロキシン眼軟膏は実は、販売名を変更して販売の継続がされていました!!
販売元である日東メディック株式会社は、2019年頃に多くの販売名を変更。
詳しい変更理由は明らかになっていませんが、販売名変更医薬品の中にオフロキシン眼軟膏も含まれています。
経過措置が、2020年9月まで取られていましたが、現在はすべての名称変更がおこなわれました。
よって、オフロキシン眼軟膏は、新しくなりオフロキサシン眼軟膏という名称に変更されたようです。
一見、対して名前が変わっていない位の似ている名前の変更ではありますが、商品コードや販売コードも新しくなったので、オフロキシン眼軟膏は、事実上名前は無くなっています。
しかし、販売中止ではなく、成分等はそのままに、名称のみリニューアル。
なので、販売中止の噂はリニューアルにより名称変更されたことによって流れてしまった噂だということが明らかになりました。
販売中止ではなくて、一安心ですね☆
オフロキシン眼軟膏の代替品や類似品を紹介
オフロキシン眼軟膏が販売中止になっていない事実が分かり本当によかったですね。
ですが、もしオフロキシン眼軟膏がなくなっていた場合には、オフロキシン眼軟膏と似た類似品はあるのでしょうか。
調べてみたところ、このような類似医薬品が見つかりました。
今回は、こちらの医薬品を紹介します!!
タリビット眼軟膏0.3%
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/13/1319722M1056.html
参天製薬が製造・販売を行い、第一三共株式会社が提携を行っている医薬品です。
同じ成分が配合されているところが類似している医薬品になります。
また、眼軟膏というところも類似しています。
タリビットのほうが先に販売されているという点が異なる点です。
エコリシン眼軟膏
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/13/1319800M1023.html
参天製薬が製造・販売を行っている医薬品。
効果や使用用途が類似している医薬品です。
また、軟膏であるところも類似しています。
成分はオフロキサシンではありません。
ガチフロ点眼薬0.3%
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/13/1319749Q1030.html
千寿製薬製薬が製造を行い、武田薬品が販売を行っていて杏林製薬が提携している医薬品。
細菌を殺す作用があるところが類似しています。
また、術後に使用することがあるところもおなじ。
点眼薬であるところが異なる点です。
いくつかの類似品があることが分かりました。
術後にも使えて菌を抑制出来るのは非常に優れた医薬品ですね。
まとめ
今回は、オフロキシン眼軟膏についてまとめました。
内容は、以下になります。
・オフロキシン眼軟膏は、販売中止ではなくリニューアルされていた。
・オフロキシン眼軟膏の類似品はいくつか存在する。
眼軟膏という少し聞きなれない医薬品ではありましたが、優れた効果のある薬品だったので、販売中止になっていないことがわかって本当によかったと思います!!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。