パラフィルムの名前を聞いてピンときた人は理系出身かウイスキー好きの方ではないでしょうか。
しかし、普段から使っている人でも、一般的に知名度が低いものってどこに売っているか分からないですよね。
・パラフィルムの特徴を解説
・パラフィルムの購入先は?実店舗では買えるのか
・パラフィルムの類似品
についてまとめました。
パラフィルムは店頭での購入は困難ですが、通販サイトを使えば簡単に購入できるアイテムです。
私も研究室でパラフィルムを使用してますが、卸業者さん以外から入手できるとは知りませんでした。
今回、詳しい購入先や類似品があるかなど調査しましたので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
パラフィルムとは?特徴を解説
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研究施設や検査室などで働いている人にはお馴染みのアイテム『パラフィルム』。
主に試験管やフラスコなどの実験器具類の密閉に使われます。
・製造元:Bemis Flexible Packaging 社 (アメリカ合衆国)
・素 材:パラフィン
・サイズ:2in. × 250ft. (50mm × 75m)
4in. × 125ft. (100mm × 38m)
・使用温度範囲:7~32℃
・伸張性が強く、どんな形状にもフィット
・密閉性に優れ、液体の揮発や湿気を防ぐ
・熱可塑性がある
・無色半透明で無毒性
大事なサンプルをしっかり守りたいときや液体がこぼれないように封をするときなど、実験には欠かせないパラフィルム。
他の用途として、ウイスキーやブランデーなど蒸留酒の保護・保存、接ぎ木の乾燥防止などで使用している人も多いようです。
キャンプや旅行時の液体の持ち運び時に液漏れしないように巻いておくといった意見もありました。
無毒性なので食品にも安心して使えますね。
パラフィルムのデメリットとして熱に弱い性質があります。
現場あるあるとして、夏場の窓際に置いておいて剥離紙からなかなか剝がれなくてイライラしたり、パラフィルムを巻いた容器を加熱してベタベタになってしまった!なんてことも。
しかし、熱にさえ注意すれば家庭内でもいろいろな用途や場面で使えそうですよね。
パラフィルムはどこで売ってる?ホームセンターで買える?
理化学現場で使用されているアイテムであれば薬局やホームセンターで買えるのでしょうか?
・実店舗での購入は困難
・確実に購入するならAmazon や楽天市場などのネットショップ
・少量買いしたいならメルカリやラクマなどのフリマサイトの利用がおすすめ
ということが分かりました。
東急ハンズでパラフィルム売ってるの見てテンション上がってるの、控えめに言って病気かもしれん
— はじ__め🦠 (@bd_hajime) May 2, 2021
実店舗での取り扱いはあまりないようですが、東急ハンズでの目撃情報をいくつか見つけました。
もしかしたら、ふらりと入った東急ハンズでパラフィルムに巡り合えるかもしれませんね。
届いたのパラフィルムでした(´・ω・`)
楽天から注文したのにまさかAmazonから来るとは思わんだ、、、
研究室でも家でもパラフィルム、、、笑 pic.twitter.com/hNdfDIGWEq— ふじ☀️(修論執筆中) (@whisky_pika) December 13, 2020
近くに東急ハンズなんてないよ…といった人はネットショップを利用してみてください。
サイト内で価格や在庫状況を確認できますし、ポチッと購入すれば最短で翌日には確実に手元に届きます。
パラフィルムを一箱買おうとしてる人に、「一生に一箱でも使い切れないからメルカリで買った方がいいよ!」と度々アドバイスしておりましたが、まさか一年で使い切る方がいるとは!😂
— Katsu (@dryeyeaitata) January 23, 2021
しかしながら、家庭で使うには大容量のパラフィルム。
日常的に使う研究施設や医療現場では使い切ることは簡単ですが、一般的に使い切るなんて難しいですよね。
ためしにちょっと使ってみたい、使い切れないから少しだけ欲しい、そんな人はフリマサイトを覗いてみてもいいですね。
仕事で使っている私も、ネットショップで購入できるなんて知りませんでした。
現場以外でも使える用途はあるので、ネットショップで気軽に買えるのはいいですね。
パラフィルムの類似品の通販を紹介!
・製造元:ニプロ社 (日本)
・素 材:パラフィン
・サイズ:2cm × 30m
5cm × 30m
・保管温度:10℃~50℃
パラフィルムの類似品として『ラボピタ』が挙げられます。
信頼の医療機器・医療事業でおなじみ、純国産会社のニプロ社の製品です。
こちらもパラフィルム同様にネットショップで購入できます。
基本的な特徴、1㎡当たりの単価はパラフィルムとほぼ変わりません。
パラフィルムとの違いは以下の通りです。
・ミシン目付きでハサミいらず
・剥離紙がないのでゴミが出ない
パラフィルムの困ったところを上手に改善した製品という印象を持ちました。
また、ラボピタは細身のサイズで作られているので、家庭で使うならこちらのほうが使いやすそうですね。
まとめ
パラフィルムの購入先や類似品について紹介していきました。
・パラフィルムの特長は伸張性の良い、密閉性・防湿性に優れたアイテム
・パラフィルムはどこで売っている?確実購入はネットショップ、少量買いならフリマサイト
・パラフィルムの類似品は『ラボピタ』
研究室でしかお目にかかれない品かと思っていたら、ウイスキーの保存や接ぎ木など他の用途にも使われていたことが意外でした。
また、店頭では入手困難でもネットショップを使えば家庭でも簡単に入手できることが分かりました。
パラフィルムに興味がある方は今回まとめた記事や口コミなどを参考に、ご自分の使用シーンにあった買い物をしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。