ラボナが販売中止になっている?代替品や類似品を紹介

誰にでも夜眠れない時ってありますよね。

何かに夢中になってる時や、緊張している時、不安になっているなど理由は様々。

そういった日が何日も続く場合、医師に薬を処方してもらう方もいると思いますが、「ラボナ」という薬を飲んでいた方も多いのではないでしょうか。

ただこのラボナですが、「販売中止?」といった噂が流れています。

ラボナは本当に販売中止になっているのかどうか?

ということでこの記事では、

・ラボナってどんな薬?
・ラボナは販売中止で手に入らない?
・ラボナの代わりの薬はある?

についてまとめてきました。

ラボナとは、フェノバルビツール酸系のペントバルビタールという成分が配合された主に不眠症などの時に処方される薬です。

ラボナは一部包装規格が販売中止になっていますが、薬自体は販売中止していません。

ラボナの代わりとなる薬には、マイスリ―やハルシオン、レンドルミンといったものがあります。

医薬品の情報サイトや医師のHP、各SNSの情報に基づきまとめてきましたので、不眠症に悩んでいる方やラボナに興味がある方はぜひ続きをご覧ください。

ラボナの特徴は?

まずそもそも、ラボナとはどんな薬なのでしょうか?

ラボナは、フェノバルビツール酸系のペントバルビタールという成分が配合された不眠症の薬です。

効能、効果

ラボナの効能や効果は以下の通りです。

・不眠症
・不安や緊張状態の抑制
・睡眠調節

ペントバルビタールという成分が脳の覚醒を抑え、眠りやすくなったり不安感や緊張感を抑えてくれます。

副作用

ラボナの副作用は、主に以下のようなもの。

・めまい
・不安
・不快感
・眠気
・知覚症状
・発疹
・薬物依存

脳の活動を一時的に抑えることで、心理的な副作用がいくつかあります。

と、以上がラボナの効能や効果、副作用でした。

ラボナは、主に不眠症などの解消といった際に処方される薬です。

ラボナは本当に販売中止?理由は?

ラボナは不眠症の時などに処方される薬ですが、販売中止といった噂があるよう。

販売中止といった噂が流れている原因には、主に以下の2つの理由が考えられます。

・一部包装規格の販売中止
・医師があまり処方しない

一部包装規格の販売中止

ラボナは田辺三菱製薬が製造販売する薬です。

その田辺三菱製薬は過去に「一部包装規格の販売中止」といった発表を行っています。

その発表によると、ラボナをはじめとした数十種類の薬について、一部包装規格が在庫限りで販売終了とのことでした。

ラボナについては、「ラボナ錠50㎎」において「1000錠(10錠×100)」の包装規格が販売中止に。

ただこの包装規格を販売中止にしているだけで、薬そのものの販売は継続中です。

販売中止の理由については特に発表がありませんが、販売する規格をより細かくしたり、規格そのものの数を少なくすることで、生産コストを抑えるといった理由が考えられます。

医師があまり処方しない

ラボナは不眠症などで使用される薬ですが、現在ではあまり処方されることが少ない薬です。

ラボナは古くから使用されている薬ではありますが、不眠症の薬は新しいものが次々作られています。

古いということで間違った使い方をすると危険な状態になってしまう可能性も。

過去にはラボナの大量摂取によって服用者が死亡したケースもあるようです。

そのような事例があることから、現在では医師があまり処方せず、そのことから販売中止といった誤解が生まれた可能性があります。

と、以上がラボナに販売中止といった噂が出た原因として考えられる理由でした。

一部包装規格の販売中止や、医師にから処方があまりないことから、そのような噂が流れたのでしょう。

ただ上記のような理由のため、ラボナの薬自体は販売中止になって手に入らないというわけではありません。

ラボナの代替品や類似品を紹介

ラボナは販売中止になっていませんが、最近ではあまり医師から処方される薬ではないようです。

ただ、不眠症に効くとされる薬は他にも多くあります。

睡眠薬には以下の5つのメカニズムの薬がよく利用されています。

・非ベンゾジアゼピン系
・ベンゾジアゼピン系
・メラトニン受容体作動薬
・オレキシン受容体拮抗薬
・バルビツール酸系

ラボナは上記の内、「バルビツール酸系」の薬ですが、今はこの系統の薬はあまり使われていません。

「非ベンゾジアゼピン系」の薬としては、以下のものがあります。

・マイスリー
・アモバン
・ルネスタ

「ベンゾジアゼピン系」の薬には以下のようなものがあります。

・ハルシオン
・レンドルミン
・リスミー
・サイレース

「メラトニン受容体作動薬」の薬には以下のものがあります。

・ロゼレム
・メラトベル

「オレキシン受容体拮抗薬」の薬は以下のようなものになっています。

・ベルソムラ
・デエビゴ

実際にどの薬が処方されるかは、その時の症状や診断によって異なるので、どの薬を利用するかは医師と相談のうえ決定してください。

まとめ

不眠症などの時の処方される薬、ラボナが販売中止といった噂についてまとめてきました。

○今回のまとめ!○

・ラボナはフェノバルビツール酸系のペントバルビタールという成分が配合された不眠症の薬
・ラボナは一部包装規格の販売が中止していたり、最近では医師があまり処方していないが、薬自体は販売中止になっていない
・ラボナの代わりとなる薬にはマイスリ―やハルシオン、レンドルミンといったものがある

ラボナは昔は多くの人に利用された薬のようですが、最近はあまり処方されない薬のようですね。

販売中止にはなっていないようで、医者と相談すれば手に入れることもできるでしょう。

ラボナの代わりとなる薬は数多くあり、実際に利用する時は医師の指示に従った方がよさそうです。

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。