セレナールは、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬で第一類医薬品になります。
不安を抑える効果が長く持続する特徴のある医薬品で、精神科や心療内科等での処方が多い薬です。
セレナールは、軽度の不安障害の方に使われることの多い薬なので、処方されることが多数。
そんな、セレナールですが、販売中止の噂があるとのことです!!
そこで今回は、
・セレナールが売ってないけど販売中止?理由は?
・セレナールの代替品や類似品を紹介
についてまとめてみました。
セレナールですが、販売中止の噂には、一部事実もあるようです!!
セレナールの特徴や販売中止の真相について詳しくまとめましたので是非参考にしてみてください☆
セレナールとは特徴は?
1970年から販売されているセレナールは、当初第一三共が販売していた医薬品になります。
長い歴史のあるセレナールですが、どのような特徴があるのでしょうか。
詳しくみていきましょう♪
・軽度の不安障害に使われる薬。
・ベンゾジアゼピン系の抗不安薬である。
・ゆっくりと働きかけるため効き目が長い。
・筋肉の緊張をほぐすための筋弛緩作用もある。
・眠くさせる催眠作用がある。
・けいれんを抑える抗けいれん作用がある。
・半減期が56時間
・最高血中濃度到達まで8時間かかる。
・弱めの薬なので副作用は少ない方だ。
・効果持続時間が長いので副作用が出た場合その時間も長い。
・比較的依存性の低い薬である。
・抗不安作用の弱い薬なので、不安が強い人にはあまり適さない。
・緊張、鬱、睡眠障害の疾患にも効果がある。
・心身症における不安などの症状のある患者さんにも処方できる。
・麻酔前投薬としても使用する。
・セレナールは、英語で穏やかな、平和なを意味するSereneから名づけられた。
セレナールには、色々な特徴があることが分かりました。
ゆっくりと長い時間効く特徴が中でも優れた特徴であるので、多くの精神科や診療内科で使用されているのですね。
セレナールが売ってないけど販売中止?理由は?
セレナールには、優れた特徴があることが分かります。
だから、多くの病院で処方されるのだと納得の特徴でした。
そんなセレナールは、第一三共がおよそ50年前に販売を開始した、歴史の長い薬品になります!!
長いこと使われ続けているだけあって、多くの精神科や心療内科、麻酔を伴う科でも処方される薬です!!
その、セレナールが販売中止されているという噂があるとのことです。
そこで、詳しく調べてみたところ、セレナールは現在は通常販売されていることが分かりました。
では、なぜ販売中止の噂が流れたのでしょうか。
その理由は、販売元の変更があったからです。
発売当初から第一三共が販売を行っていましたが、2019年3月にアルフレッサファーマに製造販売の承認継承が行われました。
それに伴い、第一三共が販売元されるセレナールは、販売が終了となりアルフレッサファーマが販売するものに移行。
商品コードや番号包装も一部改正があったので、品薄のときもあったようですが、現在は通常通り販売されています。
また、第一三共時代も2009年ころパッケージの一部改正により販売中止されていたことも分かりました。
しかし、現在は成分の全く同じものが会社の変更のみで販売されています!!
販売中止になっていたわけではなく一安心ですね☆
セレナールの代替品や類似品を紹介
セレナールの販売中止が噂だったことがわかり本当に良かったですね!!
そんな、セレナールには同じような効果をもつ類似品は存在するのでしょうか。
調べてみたところ、このような医薬品が見つかりました。
今回は、こちらの商品を紹介します!!!
セパゾン錠2
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1124014F2034.html
アルフレッサファーマから販売されている医薬品。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬であるところが類似している医薬品です。
長時間型の効果があるところも類似しています。
主成分がオキサゾラムはなくクロキサゾラムのところが異なる点です。
ホリゾン錠5㎎
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1124017F4162.html
丸石製薬から販売されている医薬品。
長時間型の特徴があるところや先発薬であるところが類似している医薬品です。
また、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬であることも類似しています。
主成分がオキサゾラムはなくジアゼパムなところが異なる点です。
エリスパン錠0.25㎎
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1124019F1030.html
住友ファーマから販売されている医薬品。
先発薬であるところが類似している医薬品になります。
また、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬であるところもとセレナール同じ。
抗けいれん作用のないところが異なる点です。
他にもベンゾジアゼピン系の抗不安薬がいくつもあります。
今回は、セレナールと同じ長期型の効果がある抗不安薬を紹介しました。
種類が多い分使い分けもできそうですね!!
まとめ
今回は、セレナールについてまとめました。
内容は、以下になります。
・セレナールは、販売中止されていない。
・セレナールの類似品はいくつも存在する。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬のセレナールが長く販売されているのには、優れた効果があるからということが分かりました。
販売中止されていないことも分かったので良かったですね★
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。