ワードライターは複写式の用紙などに文字を記載する場合に便利な器具です。
一般家庭でも購入できますが、法人で事務担当者が活用することもあります。
事務業務ではパソコン作業が主流になりましたが、実際の使い勝手や評判はいかがなのでしょうか。
また、似た商品で活用できる製品があるかも気になります。
今回は、ワードライターの評判とまた、類似品があるか否かを調べてみました。
ワードライターとは?特徴を説明
ワードライターの概要は下記の通りです。
【概要】
・サイズ:幅288/奥行235/高さ53 mm)
・重さ: 1.4kg
・使用方法: 機械にペン(油彩サインペン・ボールペン)を挿入し、用紙を挟みタイプする。
【特徴】
・複写式の用紙でも書き込み可能(2・3枚目に文字の跡が残る)
・複写式の用紙は4枚まで、マニフェスト用紙は7枚まで対応可
・5種類の書体が選択可
・よく使用する用語などは記憶させられる
・工事業界用語(土木・建設・電気・水道)を内蔵
・最大8行まで文字記載可能
・文字サイズは2〜20mm対応
・値段:175,000円(税別)
主に企業の事務職で活用できるワードライターで、パソコンに接続するプリンターと違い、複写式の用紙にも裏の紙に文字が写ります。
パソコンとプリンターが主流になり、知名度は高いとはいえません。
なかでも年が若いほど知らない人が多いようです。
会社では“パソコン苦手なお局が使う器械”な扱いされてるワードライターですが、フォロワーさんの反応見てたら高評価でビックリ。でも、決まった幅に綺麗に字を書かなきゃならない場面って意外と多いから、小型化して値下げしたらテプラみたいに子持ちママとかに人気出そう。是非、検討して欲しいです。
— mimoran (@tahiramotomi) March 24, 2021
見た目からワードライターを知らない人で「テプラ」と同じと感じる人がいました。
大きさや形が似ていますが、実際はペンを挟む上、印刷とは違う用途のため異なる商品です。
ワードライターの口コミ評判を調査
ワードライターを実際使った人からの評判はいかがなのでしょうか。
良い口コミと悪い口コミの両方の面をご紹介します。
【良い口コミ】
・字が丁寧に書くことができる
・令和に入っても使う人がいるほど便利
ビジネスで読みにくい文字ほど厄介なものはありません。
丁寧で誰もが読みやすい字をフォント別で、人が書いたように印字できるワードライターは便利です。
字の書き方が本来のものと異なりますが、丁寧に仕上がります。
すらすらと書くことができるので、逆に機械の動作に見入る人もいました。
パソコンが主流になっても、ワードライターを令和に入ってから使う人がまだいます。
多機能なプリンターやパソコンがあっても、手放さず使う人がいるほど便利な機器といえます。
ワードライターとかいうワープロの仲間みたいなやつを使ったんですけど、令和の世にこんなんまだ使っとんの?正気?って思ってネット検索してみたら、まだ現役で使ってる人沢山いた。
そっか…うん、そっか…。便利なんや…。そっか…。— あずま (@EGumoy) February 24, 2022
【悪い口コミ】
・認知度が低い
あくまでも機械であるため、速度には限界があるようです。
機械でペンを挟んで字を書くため、速すぎるとペンが摩滅する可能性があります。
適度な筆圧も残しつつ書くので、速度をあげると、雑な仕上がりになります。
ワードライターの代わりの類似品を紹介
ワードライタの代わりとのなる文具類や機器はあるのでしょうか。
調べたところ、ペンを挟ませて字を書かせる機械はほぼありません。
ペンを挟み、字を書く機器は海外製品として下記があります。
・iDrawHome 2.0 T-Structure ペン プロッター XY プロッター
しかし、残念ながら、日本語は対応してないようで、国内で活用できる機器とはいえません。
口コミも海外の人の意見しか確認ができませんでした。
また機器の大きさがA4用、A3用と用紙に合わせて異なるため、大きさの点から使い勝手は悪いです。
複写式用紙には対応していませんが、下記は企業の事務職で文字を印字する機器という点で便利な商品です。
・コクヨ タイトルブレーン2
・ブラザー ラベルライター PT-P910BT
順にご紹介します。
コクヨ タイトルブレーン2
【概要】
・サイズ:幅24.0・奥行16.4・高さ7.7cm
・重さ:1.25kg
・
【特徴】
・パソコンのそばに置き印刷ができる
・使い途中のインデックスラベルシートも印刷可能
法人の事務の現場ではファイル整理のため、インデックスラベルを使用することがあります。
タイトルブレーン2は一度に大量のインデックスラベルを印字できるので便利です。
実際使った人からは「いちいちインデックスラベルを作る手間が省けた」という声があります。
企業の事務現場で使用できる便利な印字機器といえます。
ブラザー ラベルライター PT-P910BT
【概要】
・サイズ:幅13.8・奥行94・高さ13.8cm
・重量:1.62kg
・対応ラベルの幅:3.5~36mm
【特徴】
・外出先でもデザイン設計が可能
・Bluetooth接続で印刷するためPCまたはスマホから印刷操作できる
法人だけでなく、プライベートでも気軽に使用しやすい機器です。
アプリをインストールし活用するので簡単に使えます。
使用した人では「シニアですが、簡単にしかも仕上がりよく印刷できた」という声がありました。
まとめ
ワードライターの評判、また類似品についてご紹介しました。
類似品は国内で使用できるものは残念ながらありませんでしたが、いかがだったでしょうか。
パソコン作業が主流となり、文房具離れが起きていながら、今だに活躍しているワードライターは事務職の心強い助っ人といえます。
ワードライターはPCやスマホ使用が主流の若年層には認知度は低いですが、触れる機会があるかもしれません。
ご紹介した類似品はワードライターの特徴と一致するものではありませんが、ぜひ職場や家庭で活用してみてください。