スーパーやコンビニエンスストアで販売されるチョコレート菓子の品質は日々向上しています。
原料のカカオにこだわる商品や、風味豊かな商品などもあり、消費者の心を捉えようと、菓子メーカーでは新たな商品が開発され続けています。
明治の「ザ チョコレートフランボワーズ」は香りから人気で、SNSでも味が好みと評判でした。
しかし、2023年1月現在は販売されていないという声があがっています。
「ザ チョコレートフランボワーズ」が販売終了になったか否か、気になります。
今回は「ザ チョコレートフランボワーズ」の販売状況、また類似品があるか調べてみました。
ザ チョコレートフランボワーズが売ってないけど販売終了?理由は?
【本日発売!】明治ザ・チョコレートから「ジャンドゥーヤ」と「フランボワーズ」が新発売https://t.co/KqUQhnPgLe
今度は3層構造! #明治 #ザチョコレート #チョコレート pic.twitter.com/oZRDad5f0K
— もぐナビ (@mognavi) December 13, 2016
「ザ チョコレートフランボワーズ」が販売終了となったか否かについて下記の順に説明していきます。
・ザ チョコレートの歴史と販売終了の理由
販売はされていない
「ザ チョコレートフランボワーズ」を販売していたのは明治で、2023年1月現在は販売していません。
「ザ チョコレートフランボワーズ」の販売終了の理由は、明治の公式ホームページなどには記載されていないため不明です。
しかし、「ザ チョコレート」シリーズの歴史をみると、明治がブランドを変革し続けるために販売終了したと推測できます。
実は現在も明治の公式ホームページを確認すると「ザ チョコレート」のブランド名がついた商品は販売しています。
なぜザ チョコレートフランボワーズが販売終了したのかは「ザ チョコレート」の歴史をみていきましょう。
「ザ チョコレート」の歴史と販売終了の理由
「ザ チョコレートフランボワーズ」を販売終了した理由は、「ザ チョコレート」の本来のブランドのあり方を意識したためでしょう。
「ザ チョコレート」は本来、「Bean to Bar」、つまりカカオ豆の買い付けから製造まで一貫して行うチョコレートとして明治が生産し始めました。
明治はこれまで「ザ チョコレート」ブランドで、さまざまなシリーズを生産と生産終了を繰り返し、新たなシリーズを生み出しています。
かつて生産販売されていた「ザ チョコレート」シリーズは「ザ チョコレートフランボワーズ」も含め、味や風味のアピールが強いものです。
「Bean to Bar」はパッケージに記載されていたものの、消費者には意識が届いていませんでした。
かつてシリーズ最初の商品を2014年に販売しましたが、チョコレートの香りと味が強調され、「Bean to Bar」については消費者には関心が向けられていないようです。
明治|The Chocolate(ザ チョコレート)カカオのおいしさ。明治 ザ・チョコレート 松潤CMや、大人のこだわり The チョコレート http://t.co/epbhdPgyQr #meiji_the_chocolate pic.twitter.com/iXHRunHQi1
— り💓 (@riarame_chan) October 24, 2014
2020年9月から明治はカカオの産地を明記し、カカオ豆の産地が違うことで味や風味が違うことをアピールしています。
明治はより「Bean to Bar」を意識した「ザ チョコレート」シリーズを発売し、消費者も「Bean to Bar」が意識されるようになったのか、産地などを気にするようになりました。
揃った〜〜
美味しくいただきます😋
チョコレートの産地を気にしながら
いざ食べ比べへ♪♪#ザチョコレート#志尊淳 pic.twitter.com/QLe1SD1CCi— 🧸Üka🧸 (@always_beUrside) October 5, 2020
同時期にSNS上からも話題がなくなったため「ザ チョコレートフランボワーズ」がこの頃より購入が難しくなったようです。
2023年1月現在、生産販売されている「ザ チョコレート」は産地違いの4種類で、歴代のパッケージと異なり、幅広のコンパクトな箱で販売されています。
「ザ チョコレート」は様変わりしたチョコレートになりましたが、「Bean to Bar」が強く強調された商品へと生まれ変わりました。
今後も明治は「ザ チョコレート」を変え続ける可能性があります。
ザ チョコレートフランボワーズの口コミ評判を調査
「ザ チョコレートフランボワーズ」の評判はいかがだったのでしょうか。
製品の概要は下記の通りで、味わいや品質を追求した商品でした。
【概要】
・味:フルーティーなフランボワーズ風味
・主な原材料:カカオマス・砂糖・ココアバター・全粉乳・脱脂粉乳・植物油脂・ラズベリーパウダーなど
・カカオ:44%
・内容量:50g(3枚/箱)
・香りの引き立ちや味、口当たりのためにチョコレートの表面に凹凸があり、工夫されている。
「ザ チョコレートフランボワーズ」の良い口コミ、悪い口コミの両方をご紹介します。
【良い口コミ】
・フルーティーな酸味と甘みがカカオの味と調和している
・フルーツのジャムが入っていないに、フランボワーズが味わえる点に驚いてしまう
・大人向けで高級感のあるチョコレート
明治ザ・チョコレート鮮烈な香りフランボワーズ、カカオ44%とは思えない食べやすい味でした(^o^)#明治ザチョコレート#ザチョコレート鮮烈な香りフランボワーズ pic.twitter.com/0ciy1jpWxU
— かんな (@hui09shi10xing) December 11, 2016
フルーティーな味わいが人気で、ほぼ大半の口コミで触れられていました。
「ザ チョコレートフランボワーズ」は風味豊かにもかかわらず、スーパーやコンビニエンスストアで手軽に購入できるため購入者に喜ばれています。
【悪い口コミ】
・フランボワーズの香りが薄い
・アルコールには合わない
上記のような口コミがみられましたが、味や香りについては個人差があります。
全体の口コミでもマイナスのものは一部の人だけでした。
また、ワインなどのアルコールと一緒にチョコレートを味わう人もいますが、「ザ チョコレートフランボワーズ」は風味があるため、アルコールとは味が合わないでしょう。
ザ チョコレートフランボワーズの類似品を紹介!
「ザ チョコレートフランボワーズ」に似たチョコレートは販売されているのでしょうか。
製品の特徴はフランボワーズの甘さ・酸味がカカオの味と調和したチョコレートです。
菓子メーカーが2023年1月現在生産しているフランボワーズ風味のチョコレートはほぼありません。
フランボワーズは木苺の一種であるため、木苺フレーバーのチョコレートの場合、似た味わいを楽しめる可能性があります。
木苺の味のチョコレートという点でを調べたところ下記が類似品といえる商品です。
・ROYCE’ プラフィーユショコラ(ベリーキューブ)
Chocolove ラズベリー入りダークチョコレート
【概要】
・主な原材料:ココアリカー・砂糖・ココアバター・大豆レシチン・フリーズドライラズベリーなど
・カカオ55%
・内容量:500g
・風味:ラズベリー
・細かく砕いたフリーズドライのラズベリーをベルギー産チョコレートに包み、板状にした製品
「ほどよい甘さでカカオの苦味がちょうどいい」「甘酸っぱいのフルーツの風味がチョコレートと調和する」という口コミがありました。
フリーズドライラズベリーがチョコレートと調和した一品で、類似品といえます。
ROYCE’ プラフィーユショコラ(ベリーキューブ)
【概要】
・内容量:約200g(30枚)
・風味:ブルーベリー・ラズベリー・ベリー・ストロベリー
・ベリーソースをチョコレートで包み込んだ製品
「中のソースの味わいがいい」「酸味と甘みが口に広がる」という口コミがありました。
ソースはさまざまなベリーを使っていますが、甘酸っぱさのあるチョコレートという点で類似品といえます。
まとめ
「ザ チョコレートフランボワーズ」の販売状況と販売終了の理由、類似品を紹介しました。
「ザ チョコレート」の歴史と変遷を含め説明しましたが、いかがだったでしょうか。
明治のブランドの1つである「ザ チョコレート」は今後もさらに変革し続けるようで、どのような商品がまた生み出されるか目が離せません。
残念ながら「ザ チョコレートフランボワーズ」は販売終了となっていて、味わうことはできません。
「ザ チョコレートフランボワーズ」が好きだった人は今回ご紹介した類似品をぜひ試してみてください。