ダイアセンサーが販売中止って・・・。血糖値が測れなくなるの?
忙しくて、病院へ行けないので困っている。薬局で売ってるかな?
そう思っているあなたのために
・ダイアセンサーはどこに売ってる?通販でも買えるの?
・ダイアセンサーの代替品は何がある?
について、公式ホームページやSNSから調査しました!
血糖測定が必要な方は、センサーの予備も把握しておきましょう。
後半では代替品も紹介しますので、ぜひご覧ください♪
ダイアセンサーとは?特徴は?
ダイアセンサーは、血糖測定に必要な検査用センサー。
専用測定器に取り付けて、少量の血液を吸引させると血糖値が測定できます。
この血糖測定器セットは小型軽量。使い方も簡単なので自己血糖測定にも向いている製品です。
めっちゃ昔のダイアセンサー出てきた!使用期限青い方が2004年、グレーが2015年。この時期からも乾燥剤が使用されてたんだ!
デザインは青の方が好きだけど、古すぎるからバイバイだな…(´・ω・`) pic.twitter.com/HCf2xEvHYM— たにくま (@fuji_kuma_dm1) August 31, 2016
【特徴】
・糖尿病患者など保険適応
・デリケートな電子製品、適切な環境下での管理が必要
・アークレイが販売している製品
・ダイアセンサー専用の測定器は、「トーエコースーパー」シリーズか「グルコ カード」シリーズで、最終器は「グルコカード マイダイア」
【血糖測定時の準備物品】
・血液を採取するための穿刺針・穿刺器具
・皮膚を消毒するための脱脂綿
・記録ノート・筆記用具
・使用済みの針やセンサーを捨てる容器
糖尿病治療や経過の把握のために、血糖値を継続して観察することはとても重要。
小型で軽量の自己血糖測定器が販売されたことは画期的で、自宅や外出先、緊急時にも血糖測定できるようになりました。客観的に値を見られるため個人への意識付けや安心感を与え、そして治療にも役立っています。
ダイアセンサーはどこに売ってる?通販でも買えるの?
ダイアセンサーと専用測定器は販売終了のため入手できません。
後継品入手についてや販売終了の理由についてお伝えしますので、どうぞご覧ください。
後継品入手について
【検査用センサー】
体外診断用医薬品に分類され、一般向けの通販はありません。
許可を得た調剤薬局などで対面販売されます。
【血糖測定器】
高度管理医療機器/特定保守管理医療機器に分類。
病状などにより、医師指示による貸与や医療機関での購入ができます。
また、許可を得た業者も通販していますが、問題点もあるため慎重に業者を選びましょう。
販売終了の理由
測定器の販売終了に伴い、ダイアセンサーも販売終了しました。
その背景には、ニーズや時代に合わせた改良があったからです。必要血液量1/3に減量、測定スピードアップ、音声機能、大きい文字、カラー液晶、スマートフォンアプリ対応など、後継の血糖測定器とセンサーは素晴らしく進化しました。
ここで覚えておきたいことは、ダイアセンサーの使用期限は1年半。
2019年3月に販売終了しているので、現存するものは期限切れです。それを使用すると正しい測定値が得られず、治療や経過把握に影響を与える可能性があるため使わないようにしましょう。
ダイアセンサーの代替品は何がある?
ここでは通販で購入可能な「測定器」と「最新の測定器セット」を紹介します♪
グルコカード プラスケア(アークレイ)
ダイアセンサー後継品。使用方法は同じです。
・測定可能な血糖値が10~600mg/dLと拡大
・測定スピードはなんと、点着検知後5.5秒
・必要な血液も0.6μLとごく少量
グルコカード プライム(アークレイ)
アークレイの最新モデルになります。
・使える検査用センサー2種類:Gセンサーまたはプライムセンサー。
・点着検知後の測定スピード:プライムセンサー使用時7秒、Gセンサー使用時5.5秒
・糖尿病管理アプリとワイヤレス通信可能
Freestyleリブレ(アボット)
新しい測定方法。医療機関でも使っています。
血糖測定は、腕に貼付した薄型センサーのデータをリーダー機器で読み取るだけです。
アボットジャパン 【高度管理医療機器】FreeStyleリブレ Reader
・穿刺して血液を出さないので苦痛が少ない
・2022年4月よりインスリン療法中の糖尿病患者全員が保険適用
そして最近は、血糖測定サービスを始めている薬局があるので、近所を探しておくと何かのときに役立つかも知れません。
まとめ
今回は、ダイアセンサーについてまとめました。
・調剤薬局で入手可能でしたが、販売は終了しています。
・通販で入手できる代替品や最新機器の紹介をしました!
ダイアセンサーは、優れた後継品を残して販売終了となりました。他社も開発をがんばっていますね。入手するのにややこしいこともありますが、緊急事態や災害に見舞われることも想定して、忙しくても予備は確保しておきましょう!
それでも忙しい方には、紹介した貼付けタイプはいかがでしょう♪