どこでもシートの類似品は何がある?静電気が復活する方法も調査!

ホワイトボードを使いたいけど狭い部屋では場所をとってしまう、とお困りの方。
壁に貼り付けるだけのホワイトボードシート「どこでもシート」のご紹介です。

今回は以下の項目について調べました。

・どこでもシートの特徴は?
・どこでもシートが付かなくなった?静電気を復活させる方法は?
・どこでもシートの類似品は何がある?

どこでもシートは静電気の力で張り付くホワイトボードシートです。
壁やテーブルなど平面に貼り付ければ、あっと言う間にその場所がホワイトボードに変身しちゃいます。
テープや画びょうなどで貼り付けることがないので、賃貸のお部屋でも安心して使用することができるアイテムです。

セーラー万年筆の公式サイトやSNSをもとに情報をまとめました。
ホワイトボードをオフィスやご家庭用に購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

どこでもシートの特徴は?

セーラー万年筆から発売されている「どこでもシート」。
平滑な面さえあればどこでも簡単にホワイトボード化してしまう画期的アイテムです。

静電気の力で簡単に貼れるホワイトボードシート

どこでもシートは静電気の力を利用して壁やガラス、木材などの平滑面に貼りつくホワイトボードシートです。
多少凸凹していても大丈夫。貼り付けた場所があっという間にホワイトボードに早変わり。
ホワイトボード用のマーカーで書くことができ、ティッシュや布で簡単に消すことができます。
文字が裏面に写る心配もありません。

のり付けやテープが不要

静電気の力で張り付くため、テープや画びょうは不要です。
のりなどの接着剤を使っていないため繰り返し貼ったりはがしたりすることができ、両面使用が可能。

自由に切り取りができる

寸法はW600mm×20ⅿ巻とロングサイズ。
800mmごとにミシン目が入っており、600mm×800mmのカットシート状では25枚分になり、
厚さ0.05mmと薄いシートなので、好きな形や大きさに切ることができます。

環境にやさしいエコ素材を使用

どこでもシートは環境に優しい素材のポリプロピレンからできており、
使い終わったあとは燃えるごみとして捨てることができます。

4種類のラインナップ

どこでもシートには、スタンダードな無地タイプ・透明タイプ・方眼入りタイプがあります。
無地タイプには600×20ⅿ巻の他に、少量使いしたい方向けにA3サイズ(5枚入り)が販売されており、
透明タイプは紙の上からかぶせて貼り付け書き込むことができ、方眼入りタイプはまっすぐに文字を書きたいときやグラフを書きたいときに便利です。

場所も取らずエコに使える どこでもシートはオフィスだけでなく、家庭用にも持っておきたいアイテムですね。

 

どこでもシートが付かなくなった?静電気を復活させる方法は?

どこでもシートは静電気の力を利用しているため、永久的に張り付いているわけではありません。
どれくらいの持続力があるのかや静電気の復活法などを解説していきます。

どこでもシートの効果はどれくらい持続するの?

そもそも、どこでもシートの効果はどれくらい持続するのでしょうか。
公式サイトによると、貼り付けた状態のままだと2〜3ヶ月張り付けることができるそうです。
3、4回貼りかえると静電気の放電が進むため、張り付きにくくなります。

どこでもシートが張り付かない場所ってどんな場所?

凸凹している壁や雨・風があたる屋外、湿度が高い環境下では張り付きが弱くなり、コンクリートや帯電防止加工が施されている壁でも静電気の効果が薄れます。

静電気を復活させる方法

静電気は異なる素材の摩擦によって発生します。
どこでもシートの素材であるポリプロピレンはマイナス側に帯電しやすいので、プラス側に帯電しやすい素材とこすり合わせることにより静電気を復活させることができるので、家庭内のものであればストッキングやセーターなどでこすってみてはいかがでしょう。

どこでもシートは、使用する環境に配慮すればある程度の期間は安定して使用できますが、短期使用型のホワイトボードと言えそうです。
静電気の効果が薄れて新しいシートに変えても、カットシート1枚あたりの単価は決して高くありません。
使い捨て用のホワイトボードとして活用してみてはいかがでしょう。

どこでもシートの類似品は何がある?

どこでもシートの類似品についても調査しましたので、いくつか紹介していきます。
どこでもシートとの違いもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

光和インターナショナル コーワライティングシート

基本仕様はどこでもシートに一番類似している製品ですが、2011年の東日本大震災など災害時に使用されていた実績のあるホワイトボードシートです。
日常時と非常時での機能差が少ないことから、2019年にはフェーズフリー商品に認定されました。
レギュラーサイズは白色・透明・方眼タイプがあり、ハーフサイズは「ピタッとandかきけし~と」の商品名で販売されています。
家庭内やオフィスの防災グッズとして取り入れてみてはいかがでしょう。

タイプ:静電気
素材:ポリプロピレン
サイズ展開:300×400mm/600×800mm/120㎝×10ⅿ

コクヨ ホワイトボードシート <マグボ>・<ピタボ>

マグネットシートタイプのマグボと、吸着シートタイプのピタボはマグネットを使用できるホワイトボードシートです。
マグボはスチール素材の平面に、ピタボはスチール以外にもガラスや金属、木材などの平滑面にも貼りつけることができ、
ピタボの吸着シート内には無数の気泡が入っており、その気泡が吸盤のような役目を果たし壁面に貼りつきます。
赤・黒のボード用マーカーとペントレー、イレイザーが付属されているため別購入する必要がありません。
届いたその日からすぐに使いたい方におすすめです。

タイプ:<マグボ>マグネットシート・スチール貼り付け時マグネット対応
<ピタボ>吸着シート・マグネット対応
素 材:<マグボ>表面:PET、裏面:マグネットシート
<ピタボ>表面:PET、中芯:鉄粉シート、裏面:発泡性アクリル樹脂+保護フィルム
サイズ展開:400×300mm/600×450mm/900×600mm/1200×900mm/1800×900mm

 

Happyee ホワイトボードシート

しっかり壁に貼りつき、貼り直しも可能な強粘着タイプのシートです。
耐久性に優れてポリ塩化ビニルを採用しているため、シートがよれることなくスムーズに文字を書くことができます。
また、書いてから時間が経った文字も痕跡なくきれいに拭き取れるのでストレスがありません。
マグネット対応のため、プリントや写真などを磁石で貼ることができます。
しっかりと壁に貼り付けたい方やマグネット対応のシートをお探しの方におすすめです。

タイプ:強粘着・マグネット対応
素材:ポリ塩化ビニル
サイズ展開:45×90cm/60×90cm/90×120㎝/60×250㎝/100×200cm/120×250㎝/900×12000cm

3M ポストイット ホワイトボードフィルム

ボード用マーカー以外にも使えるペンの種類が豊富なホワイトボードフィルム。
油性ペンや水性顔料インクペンも使用することができ、3M独自の特殊な表面処理により、水を吹きかければ油性ペンも簡単に落とすことができるのです。
手が触れても油性ペン部分が消えることがないため、テンプレートの部分は油性ペンで、その中の文字は水性ペンで書けば、テンプレートを残したまま中の文字をイレーサーで消すことができ、裏面には特殊な粘着剤を使用しており、はがす際に壁紙を傷めにくくなっています。
賃貸でも安心して使用できるホワイトボードフィルムです。

タイプ:粘着タイプ
サイズ展開:90×60㎝/120×90㎝/180×120㎝/240×120㎝

特殊な吸着タイプのものや強粘着タイプ、磁石が使えるマグネットタイプなど、メーカによって粘着部に様々な工夫がされたマグネットシートが販売されています。
強粘着タイプや吸着タイプは時間が経つと剥がれにくくなったなどの口コミもありましたので、注意が必要になるかもしれません。
固定で使うのか、または、こまめに動かして使うのかなどを考え、ご自分のライフスタイルに合ったホワイトボードシートを探してみてください。

まとめ

静電気の力で貼りつくホワイトボードシート、どこでもシートについて紹介してきましたがいかがでしたか?

今回のまとめです。

・どこでもシートは静電気の力でどんな平面にも張り付き、ホワイトボードのように使えるシート
・静電気を復活させるにはストッキングやウール素材のものとこすり合わせるとよい。
・どこでもシートの類似品には静電気で貼りつくタイプのほかにも吸着タイプやマグネットがつくタイプなど色々販売されている。

オフィスや学校などにドドンと鎮座していることが多いホワイトボードですが、フィルム状のものが商品化されていて驚きでした。
固定することなく壁を傷つける心配もないので賃貸でも安心して使えるのも良いですね。
また、書き込めるだけでなくプロジェクターの投影にも利用できるなど汎用性の高さも魅力です。
どこでもシートがあれば、オフィスのみならず家庭でも気軽に大きなホワイトボードを取り入れることができますね。

今回は以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。