昨今、電気代が次々と値上がりし、家計を圧迫しています。
電気代の中でも特に大きな割合を占めるのが、冷房と暖房の2つです。
いかにその2つのコストを抑えるかで電気代がグッと変わりますが、そんな中で「エコシルフィ」というものが話題を呼んでいます。
部屋の中にエコシルフィを取り付けることによって、省エネ効果が期待できたり部屋の中の環境を快適にできるとされています。
ただ、「よくわからない…」「そんなにうまい話があるわけがない」「費用が高い」といった疑問や不満の声が多々あります。
この記事では今話題のエコシルフィについて、
・エコシルフィはどのくらい費用がかかる?
・エコシルフィの類似品はある?
についてまとめてきました。
エコシルフィとは、天井ファンの取り付けによる環境改善や省エネ対策のシステムのことです。
エコシルフィの工賃の目安は、100㎡の広さで2.5mの天井の場合、40万円前後かかります。
エコシルフィの類似品には、サーキュレーターやシーリングファンなどがあります。
大手通販サイトや各SNS、工務店のHPなどの情報をまとめてきましたので、エコシルフィに興味がある方や、自宅において節電、省エネをしたいという方はぜひ続きをご覧ください。
エコシルフィとは?仕様や特徴を解説
天井に設置してある赤い物は東栄電工さんに取り付けていただいたエコシルフィです。室内の空気が循環してくれるこの装置によってお客様もスタッフも足元の寒さから解放されて快適です。#エコシルフィ #東栄電工#光保険サービス #ウニクス高崎 pic.twitter.com/45IkPiMe1o
— 光保険サービス㈱ (@hikarihoken) January 24, 2023
まず、そもそもエコシルフィとはいったい何なのでしょうか?
エコシルフィとは、天井ファンによる部屋の環境の向上と省エネ対策のシステムことです。
エコシルフィは、もともと天井につける扇風機のようなファンのことです。
天井にファンを取り付けることによって、部屋内の空気を循環させることができ、冷房や暖房などの効果をアップさせることができます。
また、その他のメリットとしては、
・カビの発生の軽減
・エアカーテン効果
・空気のよどみの解消
などが挙げられます。
ただ、エコシルフィはファンそのものの製品自体を差してるわけではなく、ファンの効果を最大限に発揮する工事の手法などが特許として扱われています。
なのでエコシルフィを導入したい場合、「商品を購入する」というわけではなく、「ファンを取り付ける工事そのもの」のことを意味します。
そのためファンそのものだけを購入できない仕組みになっているので、注意してください。
エコシルフィは高すぎる!?工賃はどれだけ取られるの?
住宅の全館空調というか隠蔽エアコン、全熱交換器とかわいからしたら常軌を逸してるんだがなぁ。
床下空調もやぞ。
本体床置きでダクトするならわかるけど、そこまでするなら費用的に3種換気と個別壁掛けエアコンでいいやろ。
エコシルフィはつけていいと思う。— 酒乱 (@alcoholic0313) July 9, 2022
エコシルフィはファンそのものではなく、取り付ける工事も含めたシステムのことですが、導入する時にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
およそ100㎡、天井の高さが2.5mの場合は、約40万円前後の費用がかかります。
エコシルフィは商品ではなく、その取り付け工事全体をさすため、どの場所に取り付けるかによって工賃は大きく変わります。
広い部屋ならファンそのものを多く取り付ける必要がありますし、部屋のレイアウトによってもその数は変化します。
なので工賃はケースバイケースとしか言いようがありませんが、取扱いの工務店による目安が、上記の数字になっています。
また他のケースとして、
という見積もりもありました。
2つの例はあくまで事業者向けのオフィスやショールームの数字なので、個人宅の場合はまた異なりますが、工事を含めた代金として、導入には結構な費用がかかるようです。
エコシルフィの類似品は売ってる?
「エコシルフィは高い!」という場合には、類似品を購入するのも1つの方法です。
エコシルフィの類似品としては、
・シーリングファン
などがあります。
サーキュレーター
床などにおいて使う扇風機のようなファンです。
ただ扇風機とは異なり、サーキュレーターは空気を循環させることが目的なので、扇風機よりも強い風を吹き出します。
通販サイトにおいては、以下のようなサーキュレーターが購入できます。
・アイリスオーヤマ サーキュレーター扇風機 KSF-DC151T
・アピックスインターナショナル CIRCULATION FAN AFC-960R
シーリングファン
天井に設置するプロペラ型のアイテムです。
上にたまる暖気と下にたまる冷気をかくはんする効果があります。
通販サイトにおいては、以下のようなシーリングファンが購入できます。
・オーデリック シーリングファン WF407
と、以上がエコシルフィの類似品です。
この他にも通販サイトにおいては、多くのサーキュレーターやシーリングファンが購入可能です。
ただ、エコシルフィはファンそのもののではなく、効率よく空気を循環させる取り付け工事も含めたシステムのことです。
より大きな節電、省エネ効果を期待したいのなら、エコシルフィの工事を頼んだ方が効果的かと思います。
まとめ
節電、省エネなどの期待ができると話題のエコシルフィについてまとめてきました。
・エコシルフィの費用の目安は、100㎡の広さで2.5mの天井の場合で40万円前後
・エコシルフィの類似品には、サーキュレーターやシーリングファンがある
部屋の空気を効率的に循環させるエコシルフィは、暖房や冷房などの効率を上げてくれるので電気代を安くできますね。
工賃を含めた費用はなかなか高いですが、より広い部屋で大きな効果を得たいのなら一考の余地はあるかと思います。
類似品は通販サイトで買えるようなので、エコシルフィが高いという場合には、そちらを選ぶのもありでしょう。
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。