インタール点眼が販売終了の理由はなぜ?類似品や代替品を紹介

抗アレルギー薬として長い間使用されてきたインタール点眼ですが、販売中止となった理由を知りたい方、インタール点眼に代わる薬をお探しの方はいらっしゃいませんか。
今回は、インタール点眼について、以下3点まとめています。

・インタール点眼が販売中止となった理由
・インタール点眼の口コミや評判
・インタール点眼の代替品や類似品をご紹介

これを読めば、インタール点眼に関する疑問が解決できること間違いなしです!
多くの意見や情報を元に記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

インタール点眼が販売中止の理由はなぜ?

まず、インタール点眼が販売中止の理由ですが、明確な理由は明らかになっていません。
インタール点眼の製造会社であるサノフィからも製造中止となった理由は名言されておらず、「諸般の事業により販売中止とする」としています。
販売中止の理由は明らかになっていませんが、売上低迷や製造コストと売上が見合わなくなったことが原因と考える人が多いようです。
インタール点眼は、2020年12月末で製造終了、2021年3月末で経過措置終了となっています。

インタール点眼の口コミ評判を調査

続いて、インタール点眼に関する口コミや評判をみていきます。

良い口コミ


良い口コミとしては、花粉症の際の目のかゆみに効果的という意見が非常に多くみられました。

・花粉の時期にはインタール点眼薬が欠かせない!
・インタール点眼薬や花粉症に良く効く。
・インタール点眼薬はアレルギー性結膜炎にも効果がある。

花粉症に対する効果を評価する口コミが多いですが、一部アレルギー性結膜炎にも効果的という意見も見られ、アレルギー症状全般的に効果のある点眼薬であるようです。

悪い口コミ


一方で、効果が現れにくいという意見や、コンタクト装着時には使用できないといった意見も見られました。

・インタール点眼薬は手に入りやすいが、眼科で処方されるステロイドと比較すると効果が低い。
・インタール点眼薬にはペンザルコニウムという添加物が含まれているため、ソフトコンタクトレンズを使用しているときは避ける必要がある。

このように、効果には個人差があったり、コンタクト装着時には使えない等不便さを感じたりと、一部否定的な意見も見られました。

インタール点眼の代替品や類似品を紹介

花粉症をはじめとした様々なアレルギー症状の改善に重宝されていたインタール点眼ですが、販売中止となってしまいお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで、インタール点眼の代替品として、アレルギーによる目のかゆみ、充血等の症状を緩和するクロモグリク酸ナトリウム液の点眼薬をご紹介します。

久光製薬 眼涼アルファーストEX

まずご紹介するのは、久光製薬の眼涼アルファーストEXです。
こちらは、有効成分としてクロモグリク酸ナトリウムが主に使用された点眼薬になります。
さらに抗炎症剤のグリチルリチン酸二カリウムと抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩も配合されており、アレルギーによる目のかゆみや充血に効果的です。
花粉による炎症はもちろん、ハウスダスト等による炎症にも使用できる点眼薬です。

ロート製薬 ロートアルガードクリアブロックZ

続いて紹介するのは、ロート製薬のロートアルガードクリアブロックZです。
こちらもクロモグリク酸ナトリウムが主に使用された、抗アレルギー点眼薬です。

抗アレルギー成分、抗ヒスタミン成分、抗炎症成分が最大濃度配合されており、抗アレルギー点眼として最大級の効果を発揮します。
少しお値段は高いですが、他の点眼薬では効果を得られなかった方にぜひ使用してほしい点眼薬です。

ご紹介した上記2点は、いずれもコンタクト装着時には使用できない点眼薬ですので、使用時には注意する必要があります。

まとめ

ここまでインタール点眼について記載してきました。内容をまとめると以下の通りです。

・インタール点眼が販売中止となった理由は明確になっていないが、
売上低迷や製造コストが原因となった可能性が高い。
・インタール点眼や、花粉症をはじめとしたアレルギー性の炎症に効果的である。
・インタール点眼の代替品として、久光製薬の眼涼アルファーストEXや
ロート製薬のロートアルガードクリアブロックZなどがある。

インタール点眼は販売中止となってしまいましたが、同様の効果を得られる点眼薬は他にも多く存在します。
得られる効果や成分はそれぞれ少しずつ異なってくるので、自分にあった点眼を見つけてみてはいかがでしょうか。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました!