シャキシャキ食感と酸味がクセになる!
春になると、タケノコのようにぐんぐん成長する「イタドリ」をご存知ですか?
古くから薬草や料理などに使用され、重宝されてきました。
「イタドリ料理が美味しかったから、また食べたいなあ。」
「調理したいけど、これは本当にイタドリかしら?」
と思っているあなた!
「イタドリ」を、自分で採取できるようにまとめました。
・イタドリに似ている雑草の見分け方や違いは?
自分で採取して、あの食感と味を楽しみましょう!
まず、植物に関するホームページやSNSなどから情報を確認していきます。
イタドリについて
まず、イタドリから紹介します。
春になると竹の子のごとく生えはじめます。
若いイタドリは葉がまだ少なく、葉や茎に紅色があり、柔らかくポンッと楽に取れます。
これはイタドリ。
茎の皮を向いて食べます。
酸っぱいです。
もう完全に春ですね!!! pic.twitter.com/a97IvsD0rR— リンゴ (@ringo_aoi) April 20, 2019
『 https://www.lab2.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/mihon/itadori.html 』
イタドリに似ている雑草は何がある?
イタドリは繁殖力が強く、亜種や近縁種の種類が数多く存在します。
そのため、イタドリに似ている雑草はたくさんあります。
では、イタドリとイタドリに似た雑草の写真が掲載されているSNSや公的サイトを確認してみましょう!
1.ベニイタドリ(別名をメイゲツソウ・イタドリの亜種)
しかし花が咲くころのイタドリは、硬くなっているので食用としては困難です。
7月29日(木)⛅
「ベニイタドリ」
別名「メイゲツイタドリ」
※花言葉…見かけに寄らない
😊🌼🌼🌈🌈 pic.twitter.com/N2qMSZO4pg— 野の花 (@1fbyc8Rs9LV6VsY) July 28, 2021
2.オオイタドリ(イタドリの近縁種)
昨日イタドリの新芽を少し採ったのだけど、やってみたい事が有った
近くの山に生えているオオイタドリ(じつはケイタドリだった)と食べ較べてみる…というもの。 pic.twitter.com/4zxxTHR6rA
— ロロ (@tricolororo) April 22, 2021
これはオオイタドリの変種ケイタドリらしいですが、葉っぱに毛が生えていることからこの名前になったとか・・・。
3.ミヤマイタドリ(ウラジロタデの変種)
青空がちょっとだけ見えてきました。オンタデが群生しています。😊 pic.twitter.com/gyhKcmawXf
— 今井清光 (@imaik2) July 14, 2018
4.「スカンポ(別名スイバ)」イタドリではない方の雑草。
「スカンポ」には、同名で異種の雑草が二つあります。
・二つ目は、スイバのこと。イタドリとは違う雑草。
ここでは、二つ目の「スカンポ(別名スイバ)」を取り上げます。
スカンポ(別名スイバ)の写真は、こちら↓
『https://www.city.noda.chiba.jp/shisei/1016739/1016740/kusakoho/kusazukan/1015479.html 』
スカンポ(別名スイバ)は異種の雑草ですが、同じタデ科なので
・酸っぱい
・小花密集
・タデ科
などイタドリと似ている点が多いです。
1〜4の雑草のようにイタドリに似ているものは、多く存在します。
あなたが、見たことのある雑草はありましたか?
イタドリに似ている雑草の見分け方や違いは?
イタドリに似ている雑草には、それぞれ特徴があります。
日本での分布域や外見の特徴をとらえると、見分けやすいですね。
さっきの写真を踏まえ、雑草の特徴を簡単にまとめたので見ていきましょう。
① イタドリ(タデ科)
・分布:北海道から奄美諸島の道端や土手など。
・草丈:30〜150cm。
・食用:可。シュウ酸が多いので食べ過ぎは注意。
↓イタドリの炒め物が美味しそう!
以前コロナ前に、高知でイタドリの炒め物をお店の方に勧められて食べてみたんですが、イタドリって初めて食べたけど美味かったです☺イタドリって高知の方しか食べないと聞いたことがありますけど、本当なんでしょうかね? pic.twitter.com/BsfyCsblOy
— HAYABUSA@ (@HAYABUSAau2v6) January 27, 2022
② ベニイタドリ(別名:メイゲツソウ・タデ科)
・分布:北海道から本州中部の亜高山帯から高山帯。
・草丈:30〜150cmになる。
・食用:可。シュウ酸が多いので食べ過ぎは注意。
③ オオイタドリ(タデ科)
・分布:北海道や東北など。
・草丈:イタドリより大きい。300cm以上伸びることもあり。
・食用:可。シュウ酸が多いので食べ過ぎは注意。
④ スカンポ(別名:スイバ・タデ科)
※イタドリをスカンポと呼ぶ地域がありますが、ここで取り上げるスカンポは、イタドリとは別の植物なので区別してください。
・分布:北海道から九州。
・草丈:30〜150cm。
・食用:可。シュウ酸が多いので食べ過ぎは注意。
⑤ ミヤマイタドリ(別名:オンタデ/イワタデ・タデ科・ウラジロタデの変種。)
・分布:本州中部以北の亜高山帯から高山帯の岩礫地。
・草丈:30〜100cm。
・食用:不明。※ウィキペディアによると“秋田県レッドリストの絶滅危惧種の指定”。
①〜⑤の雑草は、すべて「タデ科」に属するものでした。
親戚ですから特徴に似ていますね。
そして「イタドリ」と「スカンポ(別名スイバ)」は、道端や土手でも生息している身近な植物です。
親近感をもって目を向け、そっと観察してみましょう。
まとめ
みなさん、いかがですか?
・イタドリに似ている雑草の見分け方や違いは?
についてまとめました。
イタドリに似た雑草はたくさん存在しましたね。
今回話題にした雑草は、同じタデ科でどことなく似ていますが、分布域や外見の特徴が分かれば見分けられます。
「百聞は一見に如かず」!
春になったら、あなたの目で観察してみませんか?
そして「これがイタドリだ!」と分かったら、ぜひイタドリの味を楽しんでください。