オレコマンダーの類似品は売ってる?自作で作れるの?

オレコマンダーは装着型の連打装置で、連打系やシューティングなどハイスコアや記録を狙う事のできるゲーム周辺機器です。
ハードではなくプレイヤー自身をアップグレードさせるという斬新な発想で作られたオレコマンダーの特徴とはどのようなものでしょう。
そして、オレコマンダーのように装着型の連打装置や類似品にはどのような物があり、2007年に発売されたオレコマンダーは今でも購入する事はできるのでしょうか。
振動を利用して連射するオレコマンダーですが、自作することは可能なのか調べていきます。

オレコマンダーとは?特徴は?

ゲーム周辺機器メーカーHORI(ホリ)から2007年10月に「あなた自身の機能を拡張する」というコンセプトで、ゲーム機ではなくゲームプレイヤー自身に取り付ける周辺機器のブランドが発表されました。
ブランド名は「ペリボーグ」と言い、Peripheral(周辺機器)+Cyborg(サイボーグ)の造語です。
そして、ペリボーグから5種類のコンセプトモデルが発表され、その第一弾がオレコマンダーです。

ペリボーグ、オレコマンダーとはどのような特徴があり、どのような場面で活躍するのかをまとめてみます。

その1 オレコマンダーは指を高速で振動させることでボタンを連打するので、指の当て方など使いこなすにはコツがいるようです。
コツを掴むには練習が必要になりますが、使いこなすことができれば誰でもハイスコアを叩き出せます。
その2 オレコマンダーを指に装着することで、連射機能が搭載されていないコントローラーでも、最大で秒間20回以上の連射を行なうことができます。
その3 自分自身に装着することで連打機能を使えるので家庭用のゲーム機だけでなく、アーケードゲーム機でも連打機能を発揮する事ができます。

多少のコツや練習は必要になりますが、それさえクリアすればファミコン全盛期に連射の達人として名声を誇った、高橋名人の16連射にも匹敵する連射が可能になります。

オレコマンダーの類似品は売ってる?

ハードのアップグレードではなく、プレイヤー自身の機能をアップグレードさせるというアイデアは他に類を見ません。
ゲームの周辺機器メーカーHORI(ホリ)の実績と発想から生まれたペリボーグ、その第一弾として発表されたオレコマンダーのように斬新な商品はみつかりませんでした。

オレコマンダーが発表された2007年頃にはPlayStationやXbox、任天堂CUBEや任天堂Wiiなど家庭用ゲーム機の新作が多く発表されていました。
その翌年2008年にスマートフォンが始動し、そこからゲームの本流がスマホゲームへと移行し現在に至ります。
その為、現在発売されているゲームの周辺機器にはスマートフォン用の連射装着が多く見られます。

では、現在発売されている連射装着や連射機能を搭載したコントローラーにはどのような商品があるのか調べていきます。

ワイヤレス ホリパッド for Mobile Gaming

【ホリ公式】ワイヤレスホリパッド for Mobile Gaming HORI ホリ モバイル ワイヤレス コントローラー

オレコマンダーの生みの親であるHORI(ホリ)からもスマートフォンに装着するタイプのコントローラーが発売され、連射機能も搭載されています。

スマホ用 連射機 連打機-コントローラー単発/連発モード分離式 荒野行動

スマートフォン本体に装着することで携帯ゲーム機の様な使いやすさになります。
連射機能も備えているので連打系かつハイスコアを狙うゲームに向いています。

オレコマンダー

【中古】その他ハード オレコマンダー (ホワイト)

現在は製造販売がされていませんので、HIRI(ホリ)の公式ストアでも取扱いはありませんが、中古での購入は可能です。
店舗によって数万円単位で価格差がありますので、購入の際はお気をつけくださいね。

オレコマンダーは自作できる?

オレコマンダーは指に装着した機器を振動させることでボタンを連打しゲームでの連射を可能にします。
機能的には大変シンプルですが、自作することは可能なのでしょうか?
そこで、連打装置を自作されている方がいないか調べてみました。

自作されている装置は装着可能で尚且つ連打を可能にし、コンパクトなサイズがまさにオレコマンダーだと言えます。
モーターの回転を使い分銅が回転する際の振動を利用して連打を可能にしています。

まとめ

1983年に任天堂からファミコン(ファミリーコンピューター)が発売され、2007年にオレコマンダーが発売されるまでの20数年の間に家電メーカーからPlayStationが発売されるなど家庭用ゲーム機の進歩は目を見張るものがありました。
しかし、オレコマンダーが発売された翌年2008年にスマートフォンが始動してからはゲームをする環境やユーザー、そして技術が一気に変化したように感じます。
時代の移り変わりとともにゲームスタイルにも変化が見られ、手軽に場所や時間を選ばずゲームを楽しむ事ができるようになりました。
様々なものが携帯し易いように小型化した中でオレコマンダーも姿を変えていったように思います。