パーティクルボードの代替品は売ってる?おすすめメーカーも調査!

コロナ渦で新しい趣味としてDIYを始める人も多くなりました。
DIYの材料で、木の板材は注目されています。
中でもパーティクルボードは安く、加工がしやすい優れものです。
パーティクルボードでは机や小物入れ、また、テレワークで活用できる防音対策グッズが作れます。

しかし、木材の板には様々な種類があります。
どんな特徴があるのでしょうか。
また、中には在庫不足等で現在販売中止にしているメーカーもあります。
パーティクルボードの代替品(類似品)はあるのか、このページでご紹介していきます。

パーティクルボードとは?特徴を解説

パーティクルボードは他の木材の板と違い、どんな特徴があるのでしょうか。
パーティクルボードは木の板材で木屑を接着剤と混ぜ、圧縮をかけ、作成された板です
床下寺などの建築材にも使われています。
下記がパーティクルボードの特徴です。

・素材

木材の小片、または建物を壊す時回収された廃材を使用しています。
建築材料、DIYとしてもエコな材料です。

・材質が一定

木屑を圧縮し、加工して作られます。
無垢材の板(木を伐採し、切断して作る)の様に反りや形崩れ等がないです。

・大きさ、厚みを自由に作れる

木を伐採し加工する木製の板よりも、自由にサイズ、厚みを変えやすいので便利です。

・吸音性(遮音性)・断熱性がある

木材で吸音性質(遮音性)の効果が出るようにするには穴を開けることがありますが、パーティクルボードではその必要はありません。
また断熱性もあります。

その為、パーティクルボードは下記のメリットがあります。

・価格が安い
・エコ
・加工しやすい
・吸音性(遮音性)
・断熱性がある

一方、下記のようなデメリットがあります。

・湿気に弱い

木屑を集めて作られる板であるため、水分を含むと形が崩れたり、割れやすくなったりします。
しかし、メーカーや、使用している接着剤により湿気に若干強いものもあります。

・ビスや釘を打つ時、強度が持たない

木屑を集め、形を変えやすい性質のため、ビス・釘が刺さりにくいです。
しかし、他の木の板材に比べ勝るものもあります。
例えば、合板の場合は断層のように木の板を重ね圧縮して作られた板である為、金物を打ち付けるとひび割れが起こりやすい性質があります。合板より、パーティクルボードは、ビス・釘は刺さりやすいです。

・他の木材に比べ、強度が劣る

木屑を集めているため、無垢材の板と比べ強度がもろい性質になりがちです。

しかし、メーカーにより強度が異なってきます。

パーティクルボードのおすすめメーカーは?

パーティクルボードでおすすめのメーカーとしては以下をご紹介します。
ただし、現在板材では欠品している企業もあります。

織田商事株式会社
岡元木材株式会社
アイリスオーヤマ株式会社

(木材は世界情勢等の関係で企業さまにより、製造方針を変更する可能性があります。2022年6月時点現在)

織田商事株式会社

九州の杉、ヒノキを活用し、自社で加工、全国のホームセンターで販売をしています。
DIYに使用できる板材も扱っており自社、楽天市場とヤフーで販売しているメーカーです。
板材については仕上がりが良いと好評です。

岡元木材株式会社

海外、国内より木を取り寄せ、自社にて製造、発注を手がける木材メーカーです。
楽天市場などでもネット販売をしています。
ネット通販でも板材を好きな大きさでカットしてもらえます。
※現在パーティクルボードは取り扱っていません。(2022年6月18日時点現在)

アイリスオーヤマ株式会社

言わずと知れた生活用品からオフィス用品まで手がけるメーカーです。
DIY用の板材も扱うこともあり(2022年6月18日現在欠品)、組み立て用の家具も販売しています。

パーティクルボードの代替品(類似品)を紹介!通販

パーティクルボードは近年ネットやホームセンターではあまり見かけません。
品不足も起こっています。
そこで用途別で代替品(類似品)となるものを紹介していきます。
紹介する代替品(類似品)は下記の通りです。

・椅子・テーブル作成→集成材
・小物入れ、家具作り→OSBボード
・防音用グッズ→有孔ボード

椅子・テーブル作成→集成材

集成材は無垢の木の繊維の方向を合わせ、くっつけて作られた木材です。
代替品(類似品)として加工工程が異なりますが、無垢の板材に近いといった特徴があります。
サイズも幅広く、見た目も無垢の木に近い為、椅子やテーブル等の大きめの家具を作ると綺麗に仕上がります。
ただし、木材にもよりますが、値段は安い訳ではないのでその点注意が必要です。

小物入れ、家具作り→OSBボード

※パーティクルボードの一種とする企業もありますが、別商品とみなす企業もあります。
パーティクルボードと同様の木の破片を接着剤でくっつけ圧縮し作成しており、代替品(類似品)として使用可能。
見た目は木片があり、室内インテリアのアクセントとしておしゃれです。
水に弱い点はパーティクルボードと同じですが防虫性もあり、値段も安い上、加工がしやすい点ではDIY初心者向けの板材です。
室内での小物入れ、家具作りに代替品(類似品)としておすすめ。

防音用グッズ→有孔ボード

防音用グッズの遮音(防音)材として代替品(類似品)に使用できるのが有孔ボードです。
有孔ボードはピアノ教室や音楽教室の壁などにも使用されており、穴が音を吸収し、遮音(防音)性に優れています。
パーティクルボードの吸音(遮音)性を活用し防音グッズを作る人もいますが、代替品(類似品)として活用できます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
パーティクルボードの特徴、おすすめメーカーそして代替品(類似品)をご紹介しました。
パーティクルボードは加工しやすく、値段が安いといった点で、DIYとして使用するには幅広く使用用途があります。
現在では取り扱いを留めているメーカー等があるので代替品(類似品)もご紹介しましたが、用途が多いので、用途ごとにご案内いたしました。
この記事がみなさまの参考になれば幸いです。