ストロカインが販売中止の理由はなぜ?代替品や類似品を紹介

胃痛や十二指腸潰瘍の際に、医者に行って処方してもらう痛み止めの中にストロカインがあります。
鎮痛・鎮静作用があり、服用したことがある方もいるのではないでしょうか。
しかし今回はこのストロカインが販売中止となったという口コミがありました。
長く服用していた方には驚きですよね。
そこで今回は

・ストロカインが販売中止の理由はなぜ?
・ストロカインの口コミ評判を調査
・ストロカインの代替品や類似品を紹介

について調べてみました。
ストロカインは現在、顆粒のみ販売中止となり、錠剤は販売を継続しています。
顆粒の販売中止の理由と、現在の錠剤の販売状況についてご紹介します。

ストロカインが販売中止の理由はなぜ?

ストロカイン顆粒の販売中止の理由と、現在も販売が継続している錠剤についてご紹介します。

ストロカイン顆粒が販売中止の理由

ストロカインは顆粒タイプと錠剤タイプがありました。
しかし2020年3月に販売元エーザイ株式会社から、日医工(日本医療機器工業会)が製造している「ストロカイン顆粒5%」が販売中止になると、各機関へ連絡があったようです。
需要の低下が原因とのことです。
現在では錠剤の質も高くなり、より飲みやすいものが開発されていること、新たなコーティング技術により苦味を感じにくくできるようになったこと等が要因の1つとも考えられます。
それにより、顆粒を処方することが少なくなったのかもしれません。

現在のストロカインの販売状況

現在はサンノーバ株式会社が「ストロカイン錠5mg」を製造し、エーザイ株式会社より販売されています。
基本的に成分は同じのようです。

しかしこの「ストロカイン錠5mg」は以前と同じく医師の処方箋が必要となりますので、市販はされていません。
服用したい方は、医師の診断の上、相談をしてください。
さらに服用の際は、必ず医師・薬剤師の指示に従うようにしてくださいね。

ストロカインの口コミ評判を調査

次にストロカインの口コミを調査しました。
基本的に医薬品なので、口コミが多くはありません。
医療関係者のみが閲覧できるサイトではもう少し情報があるかもしれませんが、一般の方は閲覧が不可能です。
そして服用に際し、個人の体力や体質によって効果が多少違いますので、ご理解ください。

良い口コミ

・消化管に効果があるので、胃腸の痛みに良く効く
・麻酔の効果があるので、効果の期待が高い
・鎮痛剤は胃痛を起こすことが多いが、これは胃痛などがあっても服用できるし効果がある

悪い口コミ

・舌に乗せると、麻酔の成分でピリピリする

一般的によほどひどい胃痛や十二指腸の病気の際に、医療機関で処方されるようです。
他の鎮痛剤では効かなかったが、このストロカインでは効果があったとの口コミがありました。
ただ麻酔の成分もあるため、舌がピリピリした感覚があるようです。
これはストロカインの注意事項にも記載されていますが、服用の際は噛まずにすぐに飲み込まなくてはなりません。
舌の上に置いておくと、舌がしびれると明記されています。
医薬品を服用の際は、しっかり用法・用量を守ってくださいね。

ストロカインの代替品や類似品を紹介

ストロカインと全く同じ成分で市販されている医薬品はありません。
それだけ強い医薬品だということです。
そこで今回は、胃腸に効果のある鎮痛・鎮静剤を調べましたので、ぜひ参考にしてください。

エスエス製薬 イブA錠

特徴
・痛みや発熱のもとを抑制する鎮痛成分であるイブプロフェン配合
・鎮痛成分を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合
・胃腸の痛みだけでなく、さまざまな痛みに効果がある
・小さな粒の錠剤で飲みやすい
・新型コロナウィルス感染による痛みや発熱、コロナワクチン接種後の副反応により痛み発熱にも服用できる
・セルフメディケーション税控除対象

JNTLコンシューマーヘルス株式会社 タイレノール

 

特徴
・胃や腎臓に負担をかけにくい鎮痛成分アセトアミノフェン配合
・鎮痛剤だけでなく、解熱剤としても効果がある
・胃には胃酸から胃壁を守るPGという物質があり、そのPGにほぼ影響を与えない
・胃に優しいので、用法を守れば空腹時にも服用可能
・新型コロナウィルス感染による痛みや発熱、コロナワクチン接種後の副反応により痛み発熱にも服用できる
・セルフメディケーション税控除対象

まとめ

病院で処方される鎮痛剤は効果も高く、痛みが長引く方や慢性的に胃腸が弱い方は服用している方もいるのではないでしょうか。
しかし一般的に鎮痛剤というのは、胃腸に負担をかけることが多いですが、このストロカインはその中でも胃腸への痛みに効果を発揮します。
ストロカイン顆粒は販売中止となっていましたが、ストロカイン錠はまだ販売されている可能性があるので、事情があり服用を検討している方は1度医療機関などへ相談してみてはいかがでしょうか。
しかし市販薬にも鎮痛効果のある医薬品はあります。
ドラッグストアや薬局の薬剤師の指導のもと、こちらの服用も検討されるのも良いかもしれません。
比較的気軽に購入ができるので、病院で行く時間がない方にはオススメです。