熱を出した時はとてもつらいですよね。
高熱にうなされてしまうと、思うように動けずどんどん体調を悪化させてしまいます.
熱を出した時に飲む薬として、「スルガム」を飲む人がかつて多くいました。
ただそのスルガムですが、最近では飲む人が減少し、「販売中止？」といった噂もあるほどです。
スルガムはなぜ販売中止になってしまったのか？
ということでこの記事では、
・スルガムが販売中止した理由は？
・スルガムの代用の薬はある？
についてまとめてきました。
スルガムは「チアプロフェン酸」が有効成分として使われている、炎症の痛みやはれを抑制し、熱を下げてくれる作用がある薬です。
スルガムが販売中止した理由は、利益が見込めないなどが推測されます。
スルガムの代用となる薬は、「ロキソニンS」と「タイレノールA」などがあるよう。
医療関係のサイトや口コミサイト、SNSなどの情報をもとにまとめてきましたので、熱などの薬やスルガムを探している方という方はぜひ続きをご覧ください。
スルガムの特徴は？
スルガムさんマジぱねぇっす！そして自分は今ググるまで、頓服を薬の名称だと思っていた。スーパー解熱剤的な。飲み方のことだったんですね。
— 伊野木@ミルコ・ジェロコッポ (@inokitomamenoki) December 6, 2010
ではまず、スルガムとはどんな薬なのでしょうか？
スルガムはチアプロフェン酸が配合された発熱などに対する薬です。
スルガムの用途
スルガムは主に、以下のような病気の時に使用します。
・腰痛
・関節症
・関節リウマチ
体の各所で炎症が起こる場合、体内で「プロスタグランジン」という物質が生じます。
スルガムに配合された「チアプロフェン酸」によって「プロスタグランジン」が作られるのを抑え、痛みや熱を下げてくれるという仕組みです。
スルガムの副作用
スルガムの副作用は、以下のようなものがあります。
・嘔吐
・発疹
・胃のむかむか、胃もたれ
・胸やけ
・下痢
これら症状がひどい場合には、服用を中止して医師に相談してください。
以上が、スルガムの主な特徴です。
スルガムは熱が出た時や体の関節に痛みが生じる時に利用する薬。
副作用もいくつかあり、服用する量を十分注意する必要があります。
スルガムが売ってないけど販売中止？理由は？
昨日から全身に蕁麻疹がでて痒すぎてどうしても寝れなくて発狂しそうだったから、歯医者で貰ったサワシリンカプセルとスルガムの残ってたのを飲んだ…とりあえず全身の蕁麻疹落ちついたけど、明日ワクチン2回目なんだよな…不安…
— あけり akelish7?? (@akelish7) September 18, 2021
多くの人が利用していたスルガムですが、なぜ、販売中止になってしまったのか？
その理由は、販売利益が見込めなくなったなどの理由が考えられます。
スルガムは2020年に製造メーカーのサノフィが販売を中止しました。
医薬品の経過措置によって2022年3月までは各地で処方されていたスルガムですが、その期日を境に使用されない状態に。
販売中止した理由は、サノフィは特に明らかにしていませんが、おそらく販売利益上の理由が考えられます。
メーカーは薬を製造販売する以上、一定の需要や利益が出なければ薬を作ることはできません。
スルガムはかつて多くの人が利用していた薬ですが、販売終了間際ではあまり利用されていませんでした。
特にスルガムは、その成分から子供の服用を推奨しておらず、服用するのは大人に限定されていた薬です。
発熱などの風邪薬は市販薬も多く市場に出回っている関係もあり、スルガムは利益を見込んだ販売ができなくなった可能性があります。
ということでスルガムが販売中止になった理由は、販売利益が見込めなくなったことが原因でしょう。
スルガムの代替品や類似品を紹介
スルガムは現在販売中止になっており、病院に行ってももらうことはできません。
ただ、風邪薬などは代用の薬や市販薬が数多く販売されています。
ここでは風邪の薬における、市販薬のおすすめのものをいくつか紹介します。
ロキソニンS
風邪に対して即効性作用がある薬です。
「ロキソプロフェンナトリウム」という有効成分を使用。
体内で吸収されるとすぐに作用し、症状を和らげてくれます。
眠くなる成分は配合されていません。
タイレノールA
空腹時にも作用してくれる風邪薬。
「アセトアミノフェン」という成分が配合されています。
脳の中枢に作用して熱を抑え、痛みを和らげてくれる薬です。
と、以上がスルガムと同じく風邪の時に使える風邪薬でした。
風邪薬はこの他にも多くのものが販売されています。
実際に使用する時には成分や症状などをしっかり確認し、自分に合ったものを選んでみてください。
まとめ
風邪などの時によく飲まれる「スルガム」の販売中止についてまとめてきました。
○今回のまとめ！○
・スルガムが販売中止した理由は、販売利益が見込めないといったことが考えられる
・おすすめの市販薬の風邪薬には、「ロキソニンS」と「タイレノールA」などがあある
スルガムは風邪などに使える薬ですが、現在では手に入れるのは難しそうですね。
販売中止の明確な理由は不明ですが、昨今の不景気で利益が見込めないとなるとそれも仕方ないのかもしれません。
風邪薬は市販薬でも多くのものが市場にはあり、自分に合ったものが見つかるかと思います。
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。