玉姫酢は京都にある斎藤造酢店で製造されるお酢です。
酒粕を使って製造される事で酢の口当たりが柔らかく甘みがあり、直接飲めるほどまろやかな酢になるのが特徴です。
ところが玉姫酢は今、店頭でも大手のネット通販でも購入できなくなっており、一部のネットショップでは在庫を相当な高値で販売している物もみられますが、正規品か怪しいところです。
ファンが多かった玉姫酢がなぜ販売されていないのか、その理由を調べてご紹介いたします。
また、玉姫酢のように昔ながらの製法でこだわって作ったお酢の類似品も調べていますので是非一読してみてくださいね。
玉姫酢が製造中止の理由はなぜ?
玉姫酢の齋藤醸酢店廃業
「社会的事象や従業員の高齢化、労働力の確保の困難を鑑みましたところ、今後もことある毎に出荷停止と同様、ないしはそれ以上の規模でのご迷惑をお掛けいたすことが起こりうるものと考えます。従いまして、玉姫酢の販売を取りやめることを決定」https://t.co/MqoZtXS9DQ
— 編集・執筆 Etsuko Kimura (@mitopub) June 25, 2021
玉姫酢は2021年5月末に一般の購入者向けの販売を終了しています。
その原因は「安定して生産することが困難になった為」と製造している斎藤造酢店が店頭の張り紙で周知しています。
玉姫酢を安定供給できなくなった理由に関しては主に2つの原因がありました。
新型コロナウィルスの流行
2020年から日本での感染拡大が始まったコロナウィルスは、2022年現在でも治っていません。
感染すると周りにうつらないよう自宅で待機しなくてはならず、周囲にいた人にも影響がでます。
おそらく、齋藤造酢店でもそういった理由で製造する人員への影響があったのではないかと考えられます。
職人の高齢化
家族経営で酢を製造している中、技術をもっている方が高齢になりさらに継承する人もいなかったのでしょう。
販売終了は作り手の技術や担い手に不足が出て商品の質を落とすよりも、思い切って販売を止めようとした結果なんですね。
玉姫酢は量産されている商品ではなく、幻のお酢と呼ばれていました。
コロナウィルスの終息後に販売再開を願う声はあったものの、2022年現在は齋藤造酢店は閉店していて今後生産される事もなさそうです。
玉姫酢の口コミ評判
おはようございます☀️
今日は私が使用している『酢』をご紹介します✨玉姫酢といって京都で造られている幻の酢と呼ばれているとっても美味な酢なのですが…去年8月で製造が終了して本当の幻の酢となってしまったんです😭悲
私の在庫も10本…🍜😱🍜
今日も皆様ステキな一日を💕 pic.twitter.com/BkTyJmOi1c— 梅澤愛優香 (@MAYUKA_YAGUMO) February 16, 2022
幻のお酢と呼ばれた玉姫酢ですが、口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
・原液でも飲める
出汁には少しお酢を入れたので、さっぱり仕上げ。この出汁はちゃんと飲むので、お酢はケチケチ使っている玉姫酢を使いました✨
— 七 (@nana7_nanao) August 11, 2022
まろやかな味で酢の酸味が苦手な人でも飲めるといわれている玉姫酢は、汁物などにも使われているようです。
酒粕が原料で酸味の他にも甘味を感じるようで「このお酢は飲める!」と好評です。
・斎藤造酢店の人が優しい
家族経営で切り盛りしている造酢店には、直接訪れて購入する方も多かったようです。
対応してくれた店員さんや、造酢している工場の方が丁寧で優しかったという口コミがあり、コメントを読んでいると商品がなくなった事と同じ熱量で店員さんに会えなくなることを惜しんでいる印象でした。
悪い口コミ
ふつうに玉姫酢を買いたい(切実)
— mayu (@maaarchiii) April 7, 2012
・なかなか購入できない
量産されている製品とは違い、家族経営でこだわって丁寧に生産した玉姫酢は決まった取引のある商店におろして販売しているようです。
その為、玉姫酢の噂を聞いてすぐに手に入れようと思っても、販売しているお店にいくかネットオーダーをして待たないといけない為すぐには味わえない商品です。
だから「幻の酢」という名前で呼ばれているんですね。
商品自体の味に関しては高い評価で、なかなか購入できないという点も悪い口コミというよりは皆さん残念がっている様子です。
玉姫酢の代わりになる類似品を紹介
おはようございます♥
朝ごはんいただきます🙏🙏
玉姫酢に似ていると噂のかれが届いたので早速いただきます💘💘💘#減量 #増量 #筋トレ #ダイエット #ボディメイク pic.twitter.com/L5aqiG7zSB— ゆうき2nd🐴🏋️ (@m_training2nd) July 23, 2022
こちらからは玉姫酢の代わりに使えるような類似品をチェックしてご紹介しています。
飲めるようなまろやかなお酢という点に着目しました!
ヤンベの精酢
こちらのお酢は米こうじや玄米を材料に発酵させた昔の方法で作られたお酢で、代々続く造酢店が手作りで作っているお酢です。
口コミでは、こちらの酢を使い始めて他の酢が使えないといった声や、美味しいので子供が飲んじゃうという声もあります。
昔ながらの製造方法や飲めるほど美味しい酢といった点で類似品に選ばせていただきました。
千鳥酢
米と酒粕を使ったシンプルな原料で作られた酢で、加熱しない料理の調味料としてもおススメされている千鳥酢。
ほのかに酸味を感じるといったコメントもありましたが、酒粕を使って製造されていることやとがった酸味ではなくまろやかであり、旨味を感じるといった口コミの多さで選びました。
臨醐山黒酢
口当たりの優しさと甘味のある味わいで、お酢を飲む習慣のある方が使う臨醐山黒酢は、はちみつを入れて炭酸で割ってジュースのように飲む方法でもおいしいと好評。
高血圧の為に日常的に摂取して効果を実感している方もいるようで、人工甘味料ではない自然な甘味があるというコメントから「飲むお酢」として使える点を踏まえて選びました。
類似品を調べていく中で、商品によって甘さやまろやかさなど様々な個性がある事に驚きでした。
お酢の旨味や甘味など気にしたことが無かったので、ちょっとこだわりのお酢を我が家の定番で常備してもいいかなと思い始めています。
まとめ
ここまで玉姫が販売終了した理由や口コミ、類似品についてご紹介してきました。
以下にまとめます。
・味に関する悪い口コミは私調べでは100%なし!手に入りにくい不便さはあるが、味の高評価はそれを上回る!
・類似品は酒粕や玄米など、昔からの製法でこだわって作ったお酢をチョイス!
以上になります。
お気に入りの商品がこの世からなくなってしまうというのは相当なショックですよね。
玉姫酢は販売終了して今後製造されることはないのでしょうが、これだけの人気ですので誰かが継承して復活する事を期待したいです!
そうなるように、これからも玉姫酢の事を発信し続けていきましょう。
ここまで閲覧していただきありがとうございました!