消化酵素剤であるタフマックですが、販売中止となったのか、代替薬があるのか等気になっている人はいらっしゃいませんか。
今回は、タフマックについて下記3点まとめています。
・タフマックが販売中止の理由
・タフマックの代替品や類似品をご紹介
この記事を見て初めてタフマックを知った方も、タフマックとは何かから説明しており、タフマックに関する様々な疑問を解決できること間違いなしです。
信頼性の高い情報源を厳選して記載しているので、ぜひ最後までご覧ください！
タフマックの特徴は？
まず、タフマックの特徴について説明します。
タフマックとは、胃もたれや消化不良などの消化異常症状を改善する効果のある消化酵素剤です。
成分としては、ジアメン、ジアスターゼ、モルシン、オノプローゼA、セルロシンA.P.、ボンラーゼ、パンクレアチン、ポリパーオノテースといった消化酵素を含んでおり、でんぷん、タンパク質、脂質、線維素の消化を促します。
副作用もほとんどなく安全性が高いという点も特徴の一つです。
タフマックが売ってないけど販売中止？理由は？
次に、タフマックの販売状況に関してですが、小野製薬工業株式会社によると2023年9月から12月にかけて出荷終了予定とされています。
販売終了の理由としては、タフマックに含まれている消化酵素の一つである、セルロシンA.P.の製造が終了するためとのことです。
セルロシンA.P.は線維素の分解を促進するために重要な消化酵素であるため、止む無くタフマックの販売も終了となってしまったようです。
出荷終了予定は9月から12月とのことで、現在はまだ販売されているので、必要な方はお早めに入手しておく必要がありそうです。
タフマックの代替品や類似品を紹介
続いて、タフマックが販売終了予定とのことでお困りの方のために、タフマックに代わる類似品をご紹介します。
タフマックと同様に、胃もたれや消化不良に効く消化酵素剤には以下のような商品があります。
佐藤製薬 ハイウルソ顆粒
こちらは2種類の消化酵素がでんぷん、タンパク質、脂質の消化を促進します。
含まれる酵素の種類としては、タフマックと異なりビオジアスターゼ2000、リパーゼAP6が使用されていますが、胃もたれの改善などタフマックと同様の効果を得ることができます。
さらに、ケイヒ、ウイキョウ、ゲンチアナといった健胃生薬も配合されており、二日酔いや悪酔いの改善にも使用できる商品で、タフマックよりも利用用途が広いのが特徴です。
第一三共胃腸薬 第一三共胃腸薬プラス細粒
こちらは、先にご紹介したハイウルソ顆粒にも含まれているリパーゼAP12と、タカヂアスターゼN1という消化酵素を含む胃腸薬で、胃の消化機能を助ける効果があります。
胃もたれや消化不良、胸焼けなど様々な症状を改善することが可能です。
また、商品名にもある通り胃だけでなく腸を整えるためにも利用することができます。
植物性の乳酸菌であるラクボンという成分が整腸、便秘などの改善に効果を発揮します。
まとめ
以上、ここまでタフマックについて記載してきました。内容をまとめると以下の通りです。
・タフマックは、成分の一つであるセルロシンA.P.の製造中止に伴い、2023年9月から12月頃に出荷終了予定となっている。
・タフマックの代替品としては、佐藤製薬のハイウルソ顆粒や第一三共胃腸薬の第一三共胃腸薬プラス細粒等がある。
タフマックは止む無く販売中止となってしまいますが、消化酵素剤は他にもたくさんあります。
それぞれの商品の特徴を理解して自分にあったお薬を利用していきましょう！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！